・なぞのくうかん
真・シャオ「皆様、お久しぶりです。管理人のシャオです。
今回は私と・・・」
ゆうゆう「皆様こんにちは!ゆうゆうです~。
今日はシャオるんと一緒にゲストを招いて、コメントを返しますよー」
竜(りぅ★✩)「…は!?こ、ここは!?」
「ゲストが起きたみたいですね。」
「こんにちは。南鉋竜君、だよね?」
「いかにもボクは南鉋竜だが…君達は何者なんだい?」
「貴方はこの対話が終了と共に記憶が消えることになってるから本当は覚える必要はないのだけれど、君の父親です。」
「デタラメを抜かすな、不届き者!
ボクの父は既に他界しているしそんなエルフ耳もつけていない!
意味不明なことを言うな!」
(やっぱり信じてもらえないねシャオるん)
(分かってはいる反応ではありましたよええ)
「とりあえず貴方は、これからある質問に答えなければこの空間を脱出することはできません。」
「ボクがそれに従う義理でも?」
「従わないとここから出られないんだ…」
「どうしてそんなことをするのかボクにはよく分からないが…質問の内容を聞こう。
それからでもボクがどう行動するか考えるのは遅くはないだろうしな。」
「ありがとう!それでは第903話についたコメントより私が読み上げますね。
HN『タマゴ豆腐』さんからです♪いつもありがとうございます。」
「ありがとうございます」
竜君は、りぅちゃんを演じている時、アミバちゃんから「なんであんなのが人気なのよ!」とか「何よこのブス!」とかって割とバッサリ言われちゃってますが彼は内心どう思っているんでしょうか?愛する人から罵倒されてる訳ですが、やっぱりショックなのか?それとも軽く受け流しているのか、はたまた「騙してしまいすまない…!」と思っているのか…?
「!!!!!!!!!」
「やはり動揺してますねー」
「何故、ボクとアミバ君の関係性が他者に知られているんだ!?」
「これは他人にバレちゃまずい質問だと私が判断したので、前回コメントを返していただいたプリパラタウンでじゃなくてここで質問に答えてもらう形にしたのです。」
「竜君とアミバちゃんとの関係は親戚以外の他の人にはトップシークレットだもんね。」
補足(第903話より)
「やはり動揺してますねー」
「何故、ボクとアミバ君の関係性が他者に知られているんだ!?」
「これは他人にバレちゃまずい質問だと私が判断したので、前回コメントを返していただいたプリパラタウンでじゃなくてここで質問に答えてもらう形にしたのです。」
「竜君とアミバちゃんとの関係は親戚以外の他の人にはトップシークレットだもんね。」
補足(第903話より)
彼女との馴れ初めについては、いつか書こうと思ってる小説の方で詳しく掘り下げる予定です。アイドルが彼氏彼女ってアカンでしょ、と突っ込まれそうですが、二人が許嫁で付き合っているという事実は四天王家の人間以外知らない+二人は一切口外していません。そして、竜が家を出た時期と彼女が家を出て四ツ星学園のアイドルになった時期は完全に一致しているがお互いその事実を知らないかつコンタクトを一切取ってもいません。要するに、バレる要素がないのと、二人にとって愛し合うことより自分の夢を優先しているというわけですね。二人は自分の夢に向かって真剣に取り組んでいるので、その夢がお互い果たしたその時に再会を約束したのです。
「何故君達や他の人が知っているんだ?」
「私達に質問をしていても話は進みませんよ。今質問しているのはタマゴ豆腐さんです。」
「私達は他言はしないし、ここでお話したら記憶がリセットされるようになってるから話しても何も不都合はないよ~。
でも話さないとここから出られないし先には進めないの…ごめんなさい。」
「…全くもって理解に苦しむ話の数々なのだが…だが、不思議と嫌な感じはしないのは何故だ?」
「すぱっと腹割って話しませんか?
貴方の好きなドクターペッパーとガーリックトーストもありますよ!」
「モノで釣るのシャオるん!?」
「ドクペにガーリックトーストとは、ボクのこと君達には全部お見通しなのか。
まるで君達は神だな。」
「神は言い過ぎでも、それに近い存在と解釈して頂いても構いませんよ」
「分かった。君達を完全に信用したわけではない。
が、こんな所にいつまでも閉じ込められていてもしょうがないし、君達が何故か悪人には思えないという感情がある。
他言無用を約束するのであれば、答えよう。」
「さすが天才博士、飲み込みが早いですね。他言無用も何も、私達の関係は今回こっきりですから。ありがとう。」
「こんな無茶苦茶な話に乗ってくれてありがとう、竜君!」
「ふん。褒めても君達を信用するわけではないぞ。
さて、質問の内容だが・・・」
竜君は、りぅちゃんを演じている時、アミバちゃんから「なんであんなのが人気なのよ!」とか「何よこのブス!」とかって割とバッサリ言われちゃってますが彼は内心どう思っているんでしょうか?愛する人から罵倒されてる訳ですが、やっぱりショックなのか?それとも軽く受け流しているのか、はたまた「騙してしまいすまない…!」と思っているのか…?
「ということなんですがどう思ってるんです?」
「アミバ君とはもうかれこれ1年ほど会ってないから、どう思われているのかはボクには分からないな。」
「何故お会いしないのです?」
「ボクとアミバ君は親戚同士で同じ実家に住んでいたのだが、プリパラデビューをしたと同時にボクは実家から自立したんだ。
その後アミバ君とは会っていないが、ボクはアイカツTVによってアミバ君がアイドルになったことを知って今はアミバ君も実家にはいないと聞いた。 今どこに住んでいるのかはボクは知らない。
理由はこんなところだね。」
「成る程、つまりこういう反応されているということを今初めて知ったんだね」
「そういうことになるな」
「じゃあ質問の仕方を変えてみよう!
もしアミバちゃんにこういう反応されてたら竜君はどう思うの?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
(シャオるん、竜君の顔から血の気が引いてるような感じになってるよ!)
「もしもーし、竜さーん?」
「・・・しなとちゃんに・・・嫌われたく・・・ない・・・(´;ω;`)」
(アミバ君ってさっきまで言ってたのに!)
(素が出ているのですよ!これを待っていたんだ!)
「竜さん、しなとちゃんというのは?」
「っは!!!何でもない、何でもない!!!」
「アミバちゃんのこと?」
「・・・そうだ。彼女の本名は『北渡時南斗(きたわたるしなと)』。
だから『しなとちゃん』だ。」
「やっぱり、愛する彼女さんに嫌われちゃうのは辛い?」
「勿論だよ!ボクが今生きてるのはしなとちゃんのお陰だし、しなとちゃんがいるからこそだと言っても過言ではない!」
「そこまで愛していると。」
「そうだ!その通りだよ!」
「すごい迫力…!愛する人がいるってこんなに力を引き出せるんだね」
「でも安心してください。どうやら嫌いなのは貴方ではなく『りぅ✩★」の方みたいですよ。」
「何故だ?何故、ボクの考えた最強のアイドル『りぅ✩★』はしなとちゃんに理解されないんだ・・・」
「先ほどのコメントによると、どうやら『ブサイク』と罵っているようで。」
「化粧か?化粧のメイクがまだダメなのか…?もっと上質なものを使えば…それとも顔面の整形?手術費はどれくらいかかるんだ…?そもそもブサイクという言葉の概念が曖昧すぎる。本当に顔だけの話なのか…?しなとちゃんの顔面偏差値の基準値のデータを取りたいのだがどうやってリサーチすればいいのか…?ブツブツブツブツ・・・・・・・・」
「一人で自己分析を始めてしまった!」
「じゃあもう少し視点を変えた切り口で質問してみよう。
竜君、じゃあ同じ言葉を見ず知らずの人に言われたらどう思う?」
「一個人の意見なんかで落ち込むようじゃあ半人前。
アイドルは色んな意見を聞いて受け入れてこそのものだ。気にしはしない。」
「しなとちゃんにブサイクって言われたら?」
「・・・しなとちゃんに・・・嫌われたく・・・ない・・・(´;ω;`)」
「なんですかこの差はぁ!?」
「それだけしなとちゃん、アミバちゃんが大事な人ってことだよ~」
「まぁ、好きな人に嫌われることは辛いことですよね。」
「だが、『りぅ✩★』が嫌いだという事実を知ってただただボクはショックだ。
あんなに可愛くて素敵なアイドル、他にいないだろ!?」
「そこでナルシストにならんでいい!」
「りぅちゃんの方は、竜君が計算した完璧な可愛いアイドルなんだもんね~」
「実はそのりぅというアイドルのモデル設計には、しなとちゃんも無関係ではないのだよ。」
「といいますと?」
「りぅ✩★の時に穿いている下着の色はしなとちゃんが好きだった紫系だけだったりする。パンツに関してはしなとちゃんが穿いていたものと同じものを通販で購入して使っている。」
「さらっととんでもないこと暴露してますよ!!!」
「りぅちゃんの時は女性ものの下着を穿いてるってこと?」
「当然だ。女性になりきっているのだから、下着だって着けて当然だろ?
ブラジャーは最初着け方がわからず助手のキッカに教えてもらったことも記憶に新しいな」
「つまり、プリズムストーンのゲートに入る前にわざわざ着替えてると?」
「( ゚д゚)ウム」
「・・・・・・」
「じょ、女装の気合がすごく入ってるんだね~!」
「それをアミバさんが知ったら絶望しそうな気がしますね…」
「し、しなとちゃんにはボクが『りぅ✩★』であることは隠し通す!!!なんとしてもだ!!!」
~~
「というわけでタマゴ豆腐さん、いかがでしたか?コメント、どうもありがとうございました!」
「竜君とアミバちゃんの関係性が少し分かってきた感じだったね。
「こ、これだけ話したのは君達が他言無用すると言ったからだぞ!?本当にこれでいいんだよな!?」
「勿論そうしますし、十分です。質問に答えてくれてどうもありがとうございました、竜さん。」
「これで竜君は元の場所に戻れるはずだから。私達のことも綺麗さっぱり忘れるはずだよ~」
「そ、そうか。頑張った甲斐はあったのだな。
だがその前に一つ、確認したいことがある。」
「何ですか?」
「しなとちゃんは元気なのか?君達なら、分かるはずだろう?」
「元気ですよ。アイドルとして立派に成長しています。」
「そうか。それならいいんだ。それなら…!」
「離れ離れで辛いの?」
「いいや。そんなことはないさ。だってボク達は、夢に向かって進んでいるんだからね」
「いい言葉です。それでは竜さん、またどこかで!」
「今日は本当にありがとう!」
「っふ。では失礼する。」
~南鉋研究所~
キカイオー(キッカ)「竜様ぁ~?竜様ぁー!起きてくださーい!朝ですよー!朝ごはん作っちゃいましたよー!」
(何かとてつもなく言ってはいけないことを暴露した夢を見たような気がしたんだが内容は全く思い出せないな。不可解だがまぁいいか…)
「おはようキッカ、今行く。」
~~
「こういうメタ的な質問の時は私達を呼び出すことで解決するって手法にしたんだね。」
「マイキャラも増えた影響で人間関係が複雑になってしまいましたからね。
アイカツとプリパラでそれぞれ絡むことなく対話してるのも、こういう事情が大きかったりします。」
「いつかは、かつてのシャリオちゃんとなたねなくる達や今回の私と竜君みたいに、作品の垣根を越えた対話なんてのもできたらいいね。」
「それは機会があればいずれですね。」
「私も、なたねなくると一緒に対話したいもん!」
「それはそれで色々ややこしくなりそうです」
「でもそうなるって信じてるから!というわけで今回はここまででーす。」
~つづく~