なくる「前回シャオの野郎が性欲を抑えきれずセクハラ行為に及んだので制裁を加えた。
よってしばらくはあたしらだけになる。」
なたね「シャオさんいないし、しばらくは私達のアドリブ力が試されるというわけだね。」
「まぁあいつがいなくてもこのブログの運営くらい何とかなんだろ。
で、今回は前2回とちょっと趣向が変わり、コメント返信を元にしたニュース記事になる。」
「コメント返信もしつつニュースもお伝えするんだね♪」
「そういうこと。あいつはいないが頑張るぞ、なたね」
「うん!なくるちゃんがそう言うなら…」
「今回のコメントは、
第851話『『ウルトラマングレート』『ウルトラマンパワード』Blu-ray BOX 発売決定ッ!』
に着たものだ。ちょうどあたしらが担当した回だな。」
「ハンドルネームタマゴ豆腐さんからのコメントです。ありがとうございます♪」
奇跡すぎるよねグレート、パワード、ゼアスのBOX化!
そういえば、なくるちゃんとなたねちゃん的にはウルトラマンゼアスはどんな作品って認識しているのか気になるぜぃ。
「実は第851話では紹介しませんでしたが、
タマゴ豆腐さんに書いていただているように、
グレートとパワードと同時に『ウルトラマンゼアス1&2』のBlu-ray BOXの発売も決定していたんです!」
「なたね、グレートとパワードは前回の話で分かったけど、
タマゴ豆腐さんが言ってるゼアスってはのなんだ?」
「はい、それではまずこちらの動画をご覧下さい♪」
「凄まじいコントっぽく見えるウルトラマンだな…」
「『ウルトラマンゼアス』は1996年と97年に2作品公開された完全新作映画のウルトラマン。
前回紹介した『ウルトラマングレート』や『パワード』は海外との合作だけど、
81年に放送終了した『ウルトラマン80』から途絶えていた
ウルトラマン日本製作の完全新作は、
実は『ウルトラマンティガ』よりこのゼアスの方が先(ゼアス1作目は96年3月、ティガは96年9月)なんだよ~」
「冷戦期を超えた先の日本久々の純正ウルトラマンだったのか。
このコントっぽく見えるウルトラマンが…
なたねはこれ、見たことあんの?」
「うん♪グレートやパワードと違ってゼアスは2004年にDVD BOXが一度発売しているからね~」
「グレートやパワードは権利関係があったんだろうがゼアスには関係ないもんな。」
「一応、スポンサーとの共同合作っていう独自の特徴はあったりするけどね。
ゼアスは、出光興産と円谷プロのコラボによって実現した作品なの♪
そういう意味では他のウルトラマンとは違って少し権利関係が複雑だったりするから、
あんまり陽の目に現れないウルトラマンだったりするんだ。」
「へ~、こっちも複雑なんだな」
「だからこそ、グレートやパワードに次いでBlu-ray BOXの発売決定は嬉しいよね♪」
「さて、どんな作品って認識なのかという質問の答えなんだが。
あたしはウルトラマンってのは、かっこいいっていうのが基本元素だと思っていた。
なぜなら、子供向けでちっちゃい男の子らがこれを見て憧れるもんだと思うから。
だけどこのゼアスってのは…なんつーか、ギャグなのか?
っていう印象をあたしは持ったな。
さっき見た動画もイロモノな所を重視して紹介してるような印象受けたし。
色の配色が普通のウルトラマンとバランスも真逆だったりなぁ」
「なくるちゃん、それは偏見だよ!!!!!」
「!?」
「ゼアスはね、確かにお笑い芸人のとんねるずが主導の企画だし、
設定なんかもツッコミどころが満載なんだけど。
ちゃんとかっこいい所もあるんだよ♪」
「具体的にどんなとこが?」
「例えば2のゼアスには、敵のレディーベンゼン星人が対ゼアス用に生み出したロボット
『ウルトラマンシャドー』という敵が出てきて、ゼアスは一度負けちゃうんだけど…」
「そこからゼアスに変身してる朝日勝人隊員は空手道場の門を叩いて、修行を始めるの!」
「スポコンものみたいな話だな」
「そこから修行を乗り越えてシャドーにリベンジする最終決戦は、2の最大の見所!」
「他にも、スポンサーでゼアスの防衛隊の本拠地という設定になっている
出光のお店の看板から出てくる防衛隊の主戦力航空機『スカイフィッシュ』の
出撃シーンも、かなりの見ものなんだよ~」
「すげぇビジュアルだ」
「当時の最先端CG技術を使ってるから尚すごい!
どう、少しは興味持った?
私は、ふざけているようで作品として大きな魅力もしっかりあることこそゼアスの最大の魅力だなぁって思うんだ~。
私は、その部分が特に強いと思う1より2の方が好きなんだよね。」
「うーん、確かに誤解してたのは謝るよ。あたしはすぐ決めつけちゃう所あるからなぁ。
とりあえずあらすじを読んでみるか。どんなお話なんだろうなぁゼアス…」
(※出展元ページより引用)
ウルトラマンゼアス(1996年公開)
【あらすじ】
ガソリンスタンド「M・Y・D・O」で見習い店長として働く朝日勝人。
彼は汚れた地球をクリーンにする使命をおびてZ95星雲“ピカリの国”からやってきたウルトラマンゼアスだった。
異常なまでに潔癖症のヒーロー・ゼアスは、地球征服を企むベンゼン星人から地球を守ることができるのか!?
「…マイド…?ピカリの国…?異常なまでの潔癖症…?
スポコンもの、なのかこれ本当に…?
どこから突っ込めばいいんだこれ・・・?」
「ああああ、それ1作目の方だからなくるちゃん!
私が話したのは2作目の方!」
「そ、そうなのか…。(1はギャグ寄りの作品ってことなのか…?)
よくわからんが、あたしが抱いているウルトラマンのイメージとは全く違う作品なんだな、っていうのは伝わった。」
「こんな感じでいいでしょうかタマゴ豆腐さん。
コメントありがとうございました!
『ウルトラマンゼアス1&2 Blu-ray BOX』は2016年12月22日に発売です♪
以前紹介しましたパワードやグレートと異なり映画2作品ということでお値段も税抜き6000円とお手頃でチェックしやすいと思いますのでクリスマスのお供なんかに、どうでしょうか♪」
(※出展元ページ)
「しかし、ウルトラマンも歴史が長いだけにこういう変わった作品も多いんだな」
「うん、今回ブログで紹介したパワード・グレート・ゼアスは、
シリーズの中でも境遇的にマイナーな位置にある作品だからねー。
それでも、冷戦期と言われ新作を作ることが叶わなかったウルトラマンシリーズにおいて、後の大人気作『ウルトラマンティガ』に繋がるきっかけになった3作品でもあるから、非常に重要な作品たちなんだよ。」
「それらが現代になって再評価される兆しならばスタッフ達にとっても光栄なことだろうよ。」
「作品は何年経ったって決して色あせないもんね♪」
「それは同感。
だからこうしてこの記事で目にとまった誰かにも、この3作品が再評価されるきっかけとなれば、
紹介冥利に尽きるってもんだな。」
「私たちもちゃんと、その歴史を目にしようねなくるちゃん♪」
「ああ、あたしも今回でよりウルトラマンってシリーズに興味持ったからな!
ウルトラマン、どんな面白い作品なんだろうなぁ…!」
(シャオるんがいなくてもうまくやってるね。
これ、シャオるん不在がずっと続いてもいいんじゃないかなって言ったら怒られそう…?)
~つづく~