昨日の起床直後のことです。
目を疑うようなニュースを携帯の画面で見て涙を流した自分がそこにいました。





松来未祐さん。
俺が彼女の名前を初めて認識したのは、「ハヤテのごとく!」の伊澄だったと思います。
可愛らしい高い声が特徴的で、聞いただけで一発で彼女だと分かるくらいでした。
もう個人的に色んなキャラクターが思い出されるんですが………


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個人的には今となっては彼女が一番印象深い。
こちらは、「たまゆら」の八色ちもさん。
通称ほぼろさんと呼ばれ、舞台である竹島のほぼろ焼き屋の店長として、主人公のぽってをはじめとするキャラクター達の良き姉ちゃんとして陰ながら支えてくれたキャラクターでした。
「たまゆら」は主人公たちに限らずサブキャラもいい人たちがたくさん。
決して出番が多かったキャラとは言えませんでしたが、8月に上映した完結編第2部においては遂に結婚。
幸せを掴み取って「良かったなぁ」なんて心の中で思っていたことが記憶に新しいですね。


松来さんといえば、「結婚できない独身女性声優」としてネタにされていたことでもおなじみでした。
それは本人自身も気にしていて時には体を張った自虐ネタにしていたことも。


だけど、なんだけどさ………。


私、この病気が治ったら、本気で婚活するんだ…!
皆が笑いものにしていたネタの結末があまりにも。
あまりにも、悲しすぎる…… 。



俺が「今となっては彼女が一番印象深い」と書いたのはなぜか?
それは、アニメという媒体でありキャラという形であったとしても。
亡くなる数ヶ月前に公開した彼女が命を与えたキャラクターが結婚して幸せ掴み取ったから、なんですよね。
ちもさんのように、彼女にも幸せをゲットしてほしかった。
一ファンとしてそんな風に願っていました。


なお、ちもさんの登場する「たまゆら」の劇場版第2部に関しては、当ブログでも記事にしていますが……。


ちなみに、ちもさんの中の人って現在療養中の松来未祐さんなんですけど、そのまま松来さんが担当していたということは療養前に収録されたのかなこの作品。
3章以降の出番はなさそうな気がしますわ。
香たんは戻ってきたのに今度はちもさんが・・・(´・ω・`)


こんな言葉を記述してしまった2か月前の自分にどうしようもなく後悔している。
この時は、「たまゆらの作品的な意味でもう出番がないよな」って意味合いではあったけど、今となってはなんでこんなこと書いてしまったんだ、と怒りがこみ上げてすら来るレベル。
ちもさんだけじゃあない。
アニメでもゲームでも何でも。
また彼女の声を聞きたかったよ………。


でも、声優というのは凄い職業。
こうして亡くなってしまっても、生きている俺たちは作品という形でいくらでもお会いすることは出来ます。
時々、あなたの声を聞きたくなったら。
あなたが命を吹き込んだキャラのいる作品を、また見直したいと思います。


拙い文章ではありましたが、俺なりの彼女へのエピソード話はこれくらいにしまして最後に。


松来未祐さん、お疲れ様でした。
どうぞ安らかに、お眠りください。
心より、ご冥福をお祈りしています。



 



今日は、これを聴いて眠りにつこう………。


(2015年11月3日17時10分追記
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(追記終わり