前々回書きました
「とある映画」の感想書きますー。
「アイカツ!ミュージックアワード」2週目も一緒に行こうか迷ったんですが(同じ映画館なので)、上映時間の関係で断念。
それよりも、アイカツ!のグッズの物販が全滅してたのはさすがに驚きだった。
パンフレットすぐ買いに行って正解だったよ!!!!


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映画の感想の前に概要をさらっと。
「たまゆら」とは、2010年から展開しているアニメシリーズの一作。
初めはOVAで短編として発表された後、TVシリーズ第1期「hitotose」第2期「もあぐれっしぶ」の2作に続き、そして今回感想書きます作品はそれらの終着点にして全4章から成る「完結編」第2章に当たります。(※劇場版という触れ込みではあるが、実質的には後に発売するOVAの先行上映会です。
メインスタッフやキャストは、癒しアニメの傑作「ARIA」の方々とほぼ一緒。


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※ちなみに、来月2015年9月26日には新作アニメーション「ARIA The AVVENIRE」が劇場公開!こちらもおそらく見に行きます。

極端な言い方に変えるならば、原作なし完全オリジナルアニメ版「ARIA」です。


最近めっきり深夜アニメを見なくなってしまった俺だが、このアニメは今でも本当に好きな作品の1つ。
遡るならTVアニメ版「ARIA」にべらぼうにハマって好きだった俺にとって、この作品は発表された時から見るしかない!と心で感じ取った一作。
なのでOVA時代からずっと追いかけています。
だが悲しきかな、その絶望的なまでの放送局の少なさから知名度はお世辞にも高いと言えない。
作品の出来に比例して知名度が低いというのはあまりにも悲しいことです……orz


さて、ストーリーを一言で説明するならば、広島の竹原市を舞台に「夢」について考える思春期真っ只中の女子高生4人を主軸に展開される癒しと感動の物語といったところだろうか。
難しい設定も何もなく、彼女達が戯れているだけで楽しい所も見所の1つではあるが、「夢」を考える彼女たちの姿にはいつも感動させれます(´;ω;`)
ただの日常もの、と言われると俺の中ではちょっと違うって考えで。
日常の中から、夢という非日常について必死に考えて歩んでいく彼女たちの成長の軌跡こそが最大の魅力なんですよね。
日常の要素ではなく、夢の要素こそこの作品の根底のテーマだよなぁと。


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感想の前に。
こちらは入場者特典。前回よりサイズがでかくなった色紙ですね。
詳しく調べてないけど、全4種類なのかなぁ。


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ちなみに俺が当たったキャラはのりえでした。
前回はぽってだったな。
3章4章でそれぞれかおると麻音が揃うフラグ????(多分違う
関係ないけど、上映中隣の座席で見ていた人が、いちいち声出して反応してたのがちょっと気持ち悪かった(ぇ



説明は長くなりましたが(知らない人のほうが大半だろうし多少はね?)感想に入ろう。


今回で2回目になります完結編こと卒業写真。
前回は主人公・ぽってが部長である写真部の新入部員が入ってきた前半と、ぽっての憧れのカメラマン・志保美さんとのお別れの後半とで描かれていました。
この一文だけで見れば分かるとおり、前回はサブキャラ中心で展開されていましたが対する今回。
のりえの夢を諦めようという衝撃の導入から入る前半と、かおるが夢を本格的に探し出す後半とで描かれています。
今回は完全にメインキャラ4人のうちの2人のお話。
前回より、完結に向けてより話が進みつつあるなと。


前半ではTVシリーズの時存在だけ言及されていたのりえの兄・まさのりが初登場しました。

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※前半のメインキャラクター・岡崎のりえ。おっぱいでかい


何かと毛嫌いしているように見えていたこの兄妹、実はとても似た者同士でお互い不器用なんだなって見れたのがとても微笑ましかった。
過去の描写とか見ると、楽しそうにスイーツを作るのりえ、美味しそうに食べるまさのりと楽しそうだったのが印象的。
内容に関しては、趣味を夢にするっていうことの難しさを実感できるようなお話だったね。
よくアニメが好きだから自分で声優になろう!なんて言う人がいますけど(それ自体は何も悪いことだとは思ってないですよ?)実際の声優の実態知って挫折するのと似たようなものを感じた。
好きだからとそれを仕事にするっていうのはとても難しいことだよね。
まさのりの言ってることは正論だし、3人はそれは違う!って言っていたけど現実的に考えると、ね……。
それでも、最終的には諦めなかったのりえは立派。
まさのりも自身の就職の関係で悩んでいたから、夢に焦がれるのりえにイラついてつい言ってしまったと謝罪するんですけど、本心は否定していたわけじゃなくて嫉妬していたんだなぁと。
これから進む道は決して楽な道じゃあないだろうが、皆に後押しされ自信のついたのりえなら先に進めるんじゃないかな、なんて希望の持てる感じが俺の中にはありましたね。
ちなみにまさのり、EDのキャスト一覧だと「のりえの兄」って表記だったんだけど、何故まさのり表記じゃなかったのかとても気になります!!!!!!


で、この前半。驚いたことが1つありました。
香たんが喋ってるぞ!!??∑(゜∀゜)
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※ぽっての弟こと沢渡香こと香たん。のりえを始めモテモテ天然ジゴロ君。

香たん、中の人はプリキュアでおなじみ宮本佳那子さんです。
宮本さんは長期の病気療養につき芸能活動を一時休止していまして、前回の卒業写真第1部では名前が言及されるのみで出番は一切ありませんでした。
が、今回まさかの復活。
そういえば3月のプリキュアラジオ最終回にもゲスト出演してましたし、芸能活動再開していたのか!ということをこの事実で改めて思い出しました。
ついでに「アイカツ!」のノエルもまた出てくれないですかね



後半は、竹島のお好み焼き屋さん「ほぼろ」の店主・ちもさんの結婚の話から、かおるが自分の夢を見つけるお話。


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※後半のメインキャラクター・塙かおる。他の3人と比べると個性が薄いがしっかり支えてくれる縁の下の力持ち的ポジション) 


かおる自身、TVシリーズ初期の頃から「自分には夢がない」「他人より秀でているものがない」と、3人に劣等感をどこか感じているようなキャラクターとして描かれていました。
TVシリーズ2期の後半の方でも、夢は見つからないけど進んでいくという乾巧の仕業結論で止まっていた彼女ですが、遂に彼女の夢が見つかるというお話です。かおるファンにはたまらないねぇ。


かおるの話の前に、ちもさんの結婚相手、これはもう話題に出た瞬間からこの人しかありえねぇなって確信がありました。そしたらガチで当たったもんだから映画館の中でガッツポーズしそうになりましたよw
いや、というか長かったなこの件wwという言葉の方が先に出たかな。本当に良かったわうん(*´∀`*)
ちなみに、ちもさんの中の人って現在療養中の松来未祐さんなんですけど、そのまま松来さんが担当していたということは療養前に収録されたのかなこの作品。3章以降の出番はなさそうな気がしますわ。香たんは戻ってきたのに今度はちもさんが・・・(´・ω・`)

で、かおるのお話。
前述のとおり自分には何もないと思っている彼女ですけど、他人のために頑張れるって立派に何かあるし個性だよねってことに自身が気づいたという点が「成長の軌跡」そのものでした。
ウェディングプランナーなんて仕事、今回初めて知りました。
俺は生まれてこの方結婚式はドラマやアニメなんかでしか見たことのない人間なので( ̄◇ ̄;)
この仕事につくためには何をすればいいんだろうな…?俺にはさっぱり分からない界隈だが、かおるにふさわしい仕事というのは納得ではありました。
尺の問題だからしょうがないのは分かってるけど、ちもさんの結婚式の描写は見たかった気がするぞ!といってもそんな早急にやるもんでもないし、3章以降でもしかしたら………????


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前半も後半も、メインキャラ達の進路が決まり完結の兆しが少しずつ見えてきたようで感動でした(´;ω;`) 
麻音とぽっては一体どうなるのかな………?


次回こと第3章は11月下旬。 この映画、俺の大学生活最後の1年の始まりと終わりと共に進んでいっているだけに、何か親和性を感じる(同じ「卒業」が待っているという意味でね
とても満足したぜ!!!!!次回も楽しみですヾ(*´∀`*)ノ