
初日朝一で見てきました。
「キュウレンジャー」の方は例年通り安定して面白かった以外の感想がないので省きます。
なので「エグゼイド」の感想をば。
・作品概要
2017年8月5日公開の映画作品で、同時上映は「宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲」。
本作の特徴は、TVシリーズより先行して「真のエンディング」を描くというもの。
似たような前例として、「仮面ライダー龍騎」では最終回を先行して描くといったことがあったが、それとは明確に違うものだと製作者も明言していました。
上記の発言から「仮面ライダー電王」他後続の映画作品でもいくつか見られる「本編の時系列上に含まれる話」であるとも思われます。
以前当ブログでまとめたのだが、仮面ライダーシリーズのTVシリーズは10月より放送時間の変更が決定しています。
その影響もあり本作のTVシリーズの放送は例年より1ヶ月短縮されることになってしまったのですが、この事実から筆者は真のエンディングを描く=本編の補完をする、という解釈で1ヶ月短縮分の補填にあたる作品なのではと推測ししていたのですが・・・?
・評価点
まず、医療ドラマ・家族ドラマとしての物語が秀逸であったこと。
要点を絞って物語のあらすじを書きますと、本作のキーパーソンである「まどか」は、走ったりすることはできないほどの難病を患っており、敵の「南雲影成」(後に「まどか」の父親と判明)の攻撃によって仮想空間に閉じ込められてしまいます。
その仮想空間の世界では「病気を治して自分も参加したい」と冒頭で永夢に告げていた運動会が行なわれている世界。
病気も何も関係ない「自分の望む世界そのもの」になっていました。
しかし、紆余曲折を経て仮想空間をエグゼイドが破壊するものの、「まどか」は元の世界に戻ることを拒みました。
その理由は当初「自分の望み通りになる仮想現実の世界にいたいから」と推測されるのですが、最終的には「父親の望みを叶えてあげたかったから」ということが判明。
「まどか」の父親こと「南雲影成」は永夢にその事実を聞かされたことで改心、手術は成功したものの仮想空間に取り残され、生きる力を失っている「まどか」の元に駆けつけて母親共々見守る中、「まどか」は意識が戻って・・・というのが本作の大体の流れになります。
本作の軸となるのは、「治すのが難しい病気に苦悩するまどか」と「親子共々例え会ったことはなくても想いは同じだった」という2つの要素です。
前者は、冒頭できっと治ると軽はずみに発言している永夢とそんなことはないと知っているまどかの構図が印象的でした。

どこかで既視感だと思ったら、筆者の大好き「映画 ハピネスチャージプリキュア!人形の国のバレリーナ」のつむぎとキュアラブリーなんですよこれ。
こちらも(足が動かない病気は結果的に敵の罠とはいえ)「治らないものは治らない。だけど、仮初の幸せでいるつむぎが本当のハッピーなのか?」という重い問いかけをしていました。
永夢も、「まどか」の笑顔を取り戻すために仮想空間に「まどか」を閉じ込める事実は間違っていると考えて説得した結果、父「影成」と「まどか」の親子ドラマへと発展。後者の要素に繋がります。
病気が治る事実よりも実は親からの愛を彼女は欲していた。
それを知った「影成」と親子の関係が修復されるラストの過程が丁寧で、ぶっちゃけアクション映画の作劇面よりもゲストキャラの掘り下げ面の方が秀逸でしたね。

アクション方面で言うと、久々に九条貴利矢本人がレーザーレベル2に変身して登場してくれました(明日放送の本編でも登場するみたいですがそっちはレーザー自身が乗るので無人なのは明らかだったり)。
筆者は仮面ライダーレーザーが本作のライダーで一番好きだったりしますが、他にもスナイプとの共闘やレーザーターボがガシャコンスパロー持って戦闘したりと中々にかっこよかった!
レーザーに限らず、本作は
TVシリーズではレベルインフレによるインフレが相次いでレベル1はおろか、レベル1桁のフォームは全くと言っていいほど登場しなくなってしまいましたからね。
地味ながら、ブレイブのレガシーゲーマーが設定だけ存在した回復技をレーザーとスナイプに使っていたのも○!
その時の飛彩のセリフ「命を大事にしろ」は、まさに元ネタのドラクエらしいとニヤっとしてしまいましたね~。
劇場限定ライダーの「仮面ライダー風魔」と「エグゼイドクリエイターゲーマー」の戦闘シーンは中盤の見所の1つ。
仮想空間限定の最強のフォーム、という設定を見事に生かしたフォームでした。
「エグゼイド」のゲームのモチーフはほぼすべてスーパーマリオがモチーフだと推測している筆者ですが、クリエイターゲーマーは「マリオペイント」や「スーパーマリオメーカー」がモチーフなのかなぁとか勝手に妄想していましたw
まとめるならば、映画らしく本編で出来なかったこと(6人ライダー同時共闘・レベル2が登場して戦うetc)・映画だから出来ること(VR関連・本格的な手術シーンetc)をしっかり描き切っていたのは素晴らしかったです。
・不満点
さて、実はここからの方が長くなったりします。
結論から書くと、期待しすぎてしまった反動でいざ見終わった後の手応えをあんまり感じなかった…というのが本音でございました。
本作のTVシリーズは毎週最終回のごとく怒涛の展開で視聴者を驚かせてくれました。
そのような衝撃がきっと本作にもあるんだ!って期待を胸に膨らませていました。
確かに本作を見た上での衝撃はありました。
が、言うならば予告編でほとんどの予想は出来ていてかつそれが的中していたので、筆者を驚かせてくれるそれ以上のものが何もなかったといったところです。
まず上述の「南雲影成」についてなんですが、何らかの理由があって「まどか」と妻の傍を離れたことは劇中何度か言及しているんですが、その理由について劇中一切触れられることがありませんでした。
まどかの難病に絶望して治療できる術を探していたとか、ゲーム医療で治そうとしたとか色々想像はできるんですが、具体的な回答は無し。
そのせいで、本作だけ見ていると「なんでこいつはこんなに娘のこと好きらしいのに離れたの?」っていうモヤモヤが終始つきまといます。
奥さんの反応を見ても、両親同士の不仲が原因というわけでもなさそうでしたし謎が深い…ここが一番引っかかりましたね。
親子ドラマは良かったんですけど、肝心の二人が引き離された理由が分からないのはどうなんだよ?と。
影成がマキナビジョン側についた理由も結局よくわからなかったですよね。
ラスボスのゲムデウスが結局のところ滅茶苦茶弱いです。
尺の関係と、本人ではなくマキシマの変身だからというのがでかいんでしょうが。
初戦こそ6人を一撃で変身解除に追い込むほどの強さを見せつけますが、2回目は普通にムテキにストレート負けします。
おいおい明日から本編出るのにこんな弱い奴として描いていいのかと肩透かしを食らってしまったレベル。
パラド・檀黎斗の2人が弱体化させてまで追い込むほどのやばさはハッキリいって感じられませんでした。
というかライダー映画のCG使った巨大ボスバトルがイマイチなんだよ~。
「超MOVIE大戦ジェネシス」なんか見ても全く盛り上がらなかったのと同じ気持ちにさせられました。
逆に「平成ジェネレーションズ」だとそこは中盤の山場にしてラストバトルはスーツアクションだったのですごく良かったのですが、結局本作ではCGバトルを山場に持っていったので・・・。
マキシマがゲムデウスに覚醒する件がすごく分かりづらい。
まどかが仮想空間で自分のしたかったことをすることでゲームクリア判定となりガッシャトロフィーが生まれる→全部集めてゲムデウス覚醒というTVシリーズの「仮面ライダークロニクル」と同じ仕組みなのは読めたのですが、何をもってゲームクリアになってるのかが演出上分かりにくかったし、マキシマが全てのガシャットを回収した描写もなかったので「いつの間に全部集めたの?」という。
知らない間に勝手にゲムデウスになってたぞこいつ・・・って感じで現れます。
劇場版にしては意外と話のスケールも小さかった。
あくまで「まどか」を利用したゲムデウス覚醒という名目でしかなかったからなのか、運動会を見に来ている観客レベルの人間しか被害者がいませんでした(多くて数百人?)。
CMや予告ではあたかも世界規模の襲撃が仮想空間を襲うような宣伝をしていたのでこれまた肩透かしをくらった気分に。
そして極めつけがラストです。
ここまで筆者が挙げた不満点はまだ些細なレベルなんです。
それでも終わりよければすべて良し!EDの後日談見て「うんうん・・・まぁ、良かったかな~・・・」って気持ちにさせられたのですが。

何を隠そう、こいつの存在が筆者の本作への評価を一気にガタ落ちさせてくれやがりました。見終わって絶句。
何があったのかかいつまんで話すと、毎年恒例(鎧武とドライブ除く)次回作ライダーの客演のシーンのことです。
大体の作品だと本編途中に乱入→現行ライダーが最終決戦行く時の助太刀をするっていうのがテンプレ展開だったりします。
今年の「ビルド」はそうじゃなくて、ED終了後の最後の最後に突如現れます(ちなみにEDでは既にキャストが発表されているからか、例年ではライダーの名前/?となっているキャスト覧に明確にビルドの俳優の名前が記載されていました。)。類例で言うなら、戦隊ではありますが「キョウリュウジャーVSゴーバスターズ」の時のトッキュウジャーみたいな感じでしたね。
突如バグスターが復活して、いつものように討伐をする永夢とパラド。二人はダブルアクションゲーマーに変身して下級バグスターを討伐します。
が、その二人の目の前に現れるのが新ヒーロー「仮面ライダービルド」。
彼は下級バグスターを討伐する二人のことなんてまるっきりガン無視して、「さぁ、実験を始めよう」の言葉を元にエグゼイドに襲い掛かります。
それ見たパラドがダブルアクションゲーマーからパラドクス99になってビルドに挑みかかりますが、ゴリラとダイヤモンドを組み合わせた「ゴリラモンドフォーム」に変身してパラドクス99を一方的にフルボッコ。
そしてエグゼイドの成分をフルボトルに採取して退散→映画終了



こんな感じで、思わずブチギレそうになってしまいました。
筆者は何を隠そう、新ヒーローの強さを描くために現行ヒーローをかませ犬として描く手法が大嫌いだったりします。
その昔、「仮面ライダーアギト」が「仮面ライダークウガ」の続編という設定の元企画されたが、クウガ側のスタッフが「クウガが一年守ったものが無駄になるのではないか」という意見から没になったという話があります。
筆者は、この新ヒーロー宣伝のために現行ヒーローのかませ化はこういった問題点があると考えています。
今まで1年間正義のヒーローであった者を、新しいものの強さを描くために弱体化させるのは正しいのか。だったら前のヒーローのやってきたことって無駄だったんじゃないのか?と。
従って、元々新ライダーが映画でゲストに出ること自体に非常に否定的です。
明らかに映画本編の内容から浮いた存在になっていて、時には邪魔とすら感じることが多いこともそう思える要因の1つ。
今年の場合、確かに本編そのものに出しゃばることはなく、最後の最後のおまけのような扱いではありました。
しかし、その描写もあまりにも酷い代物だったので過去数年の例で見ても最悪だったんじゃないのか?という結論に。
何が納得いかなかったのか?
大きく分けると次の3点です。
・平和になった世界に、唐突にバグスターが浮上したという「ビルドを出すために取ってつけたような後付け後日談」になっていたこと
・ビルドはエグゼイドとパラドクスの存在を認知しているが、平和を守るためでもなんでもなく下級バグスターなんてお構いなしに私利私欲でエグゼイドとパラドクスに襲いかかったこと
・TVシリーズでも比較的黒星率の多いパラドクス99、つまりTVシリーズ本編でもかませ犬の傾向にあるパラドクス99をまたビルドによって雑魚キャラになっていたこと
以上になります。特に3点目が最悪。
これの何が嫌だって、現行ヒーローのかませ化が不愉快なのも加えて次回作に楽しみであるという気持ちが全く沸かないことなんですよね。
筆者はこれでビルドへの印象が最悪になりました。
1話を100パーセント楽しく見れるのが不安に感じるレベルです。
もうお願いだからこういう新ヒーローの客演方法をやめてほしい。
毎年ただただそれだけを訴えている人間です。
・本編との連動について
(この項目は筆者のない頭で必死にまとめているため、実際の答えと異なる可能性があります。合っていたら「すごい!」とでも思って頂ければ。違っていたら「こんなバカな意見がある」くらいに思ってください。)
本作が気になっている方において、一番気になるポイントはここでしょう。
筆者もこれが目的で映画館に見に行ったようなものでした。
本作と本編との連動について、東映公式サイトでは次のように述べられていました。
実をいうとテレビと映画の関係性は「秘密です」と言わざるを得ません……。→TV版と本作の関係性や時系列は公式からの言及はなし。不明です。
映画では、マキナビジョンの社長であるジョニーがゲムデウスになる、と言われていますが、2人のゲムデウスの様子は少し違っています。一体何が起きてこうなったのか?→ゲムデウスは明日放映の第43話に出てくる個体と本作に出てくる個体は全くの別物。デザインも違いました。
映画には仮面ライダークロノスが登場していません。一体クロノスはどこへ行ってしまったのでしょうか?→補足をするならば、クロノスの変身する「仮面ライダークロニクルガシャット」もないため、「ライドプレイヤー」も一切登場しません。
大我の闇病院に新たな名前がついていること。黎斗が衛生省によって牢獄に閉じ込められていて、残りライフが1になっていること。貴利矢がCRの白衣を着ていること。そして幻夢コーポレーションの社長が変わっていることなど、映画には現在のテレビとは別のキャラクター設定がなされています。一体なぜなのでしょうか?→登場人物のキャラの立ち位置などが明確に異なっています。永夢も小児科担当(研修医ではない)になっていました。
それは、これから8月27日の最終回まで、テレビ放送を見てから映画を見ると少しずつ映画の味が変わっていくということです。テレビ41話を見て映画を見ると、つながります。テレビ42話を見て映画を見ると、ひとつの謎が解けます。その後のテレビを見て映画を見ると、また新たな謎が生まれるかもしれません。それでも、最後までテレビを見て、今回の「トゥルー・エンディング」を見て頂くと、その本当の意味に気付いていただけるはずです。→本作を見てその後本編をしっかり見ることで見方が変わる作りになっている。
公式が散りばめたヒントは以上です。
で、本編を見て結局本作とTVシリーズはどうつながるのかって話なんですが。
筆者の結論を言えば、トゥルーエンディングとはTVシリーズの後日談だったってオチだと推測します。
根拠を箇条書きします。
・2体のゲムデウス→仮面ライダークロニクルから生まれたゲムデウスを元にマキナビジョンが作り出したコピー体が2体目。起動には仮面ライダークロニクルのオリジナルゲムデウス同様、仮想空間内のゲームをクリアして出てきたガシャットロフィーをすべて集めて起動させなければならない。その寄り代に仮想空間を欲するであろう人材の適任者として、マキナビジョンと関わりのあった影成の娘「まどか」が選ばれた。
予告編にもあるが、劇中ではライダー全員がマキシマ版ゲムデウスを見てあれは何なのかと疑問に思うこともなく、全員がゲムデウスであることをハッキリと認識していた(TVシリーズではビジュアルなどを見せた描写はなく、実際の姿を見たことがあるのは42話の時点ではパラドとグラファイトだけです。)。
この事実から、ゲムデウスの姿形を既に知っている→少なくともゲムデウスが初覚醒した42話より後の時間軸であることは確定する。
・仮面ライダークロノスがいない→クロノスを倒した後の未来と考えれば筋が通る。また、本作にはライドプレイヤーも登場しないことから、仮面ライダークロニクルガシャットは既に存在しない未来と考えることも可能。
・ゲンムコーポレーションの社長交代→ジュージューバーガーの小星になっているのですが、これは檀正宗が死亡したことにより交代となったと推測が可能。前述の通り檀黎斗は犯罪者として衛生省に幽閉されているため戻ることもなかったのでしょう。
・檀黎斗が幽閉されている→戦いが終わった後、TVシリーズの永夢の言葉通り「罪を償うため」に衛生省に逮捕されたのではないか?
・檀黎斗残りライフ1→本編終了までにライフがここまで減ってしまった。現在のTVシリーズ本編ではリセットされ70前後残っている
・九条貴利矢がCRの白衣を着ている→戦いが終わったあとCRのドクター所属になった。また、ED中では「ソルティのワクチンを使おう」というセリフがあります。ゲーム病はライダーが変身して戦わずワクチンを使えば治るかのような会話をしていたので、未来が進み新たなゲーム病の治療法が確立したのではないか、と推測が可能。
・大我の病院→劇中ではゲーム病専用の病院として描かれていました(ニコ制作のポスターより)。
前述のソルティのワクチン発言同様、ゲーム病が一般的な病気であるという社会になったため、私立病院として大我が設立したのでは・・・と推測できる。
・トゥルー・エンディングというタイトルの意味→本作の副題であるトゥルー・エンディングとは「真のエンディング」の意味。
これは、TVシリーズの結末を「ノーマルエンド」とするなら、その後日談を描いたエンディング、つまりエンディングの後のエンディングだから「トゥルー・エンディング」となるのではないか・・・ということです。
類例としては、「仮面ライダー剣」の映画も本編から4年後の未来を描いた作品でしたが、映画公開後のTVシリーズとの整合性が取れていなかったため、「パラレルワールド」として解釈が最終的に変更されてしまいました。
本作はパラレルワールドではなく、本当にTVシリーズのその後のエンディングだった、と考えるなら初の事例になると言えるし、真のエンディングという単語に矛盾はないはず。
ただし、これがもし本当だと仮定するならば、「トゥルー・エンディング」ってタイトルは不適当かな?と思わなくもない。
ボーナスシナリオとかEXエピソードとか、そんな位置付けくらいのものにしか映像を見て伝わらなかったかな、って感じです。まぁ、TV版の結末次第なのかもですが。
・・・以上が筆者のない頭で推測したお話ですが。
正直明日の本編がどうなるのかっていうのでまた大きく変わる可能性はあると思っています。
なぜなら、
それは、これから8月27日の最終回まで、テレビ放送を見てから映画を見ると少しずつ映画の味が変わっていくということです。テレビ41話を見て映画を見ると、つながります。テレビ42話を見て映画を見ると、ひとつの謎が解けます。その後のテレビを見て映画を見ると、また新たな謎が生まれるかもしれません。それでも、最後までテレビを見て、今回の「トゥルー・エンディング」を見て頂くと、その本当の意味に気付いていただけるはずです。こう言っているので。
現段階の41話までの情報では推測しきれない部分もあるのでしょう(ちなみに筆者は今後のあらすじなどのネタバレ情報は明日放送の42話以降は一切調べてないです。見たら考える楽しみないかなーと思ったんで)。
東映公式のヒントと本作を見た上での情報整理的な側面でまとめただけなので、的中率は気にしないでくれれば・・・(震え声
今の段階で予想してるのは、
本編44話(クロノス・ゲムデウス撃破完了)→本作本編(多分1年前後は経過してると予想)→本作ED(後日談)→本作ラストのビルドとの邂逅→本編45話→ビルド本編→平成ジェネレーションズFINAL
って感じですかね。
答えがわかった後が楽しみですね。
・総評
中々面白かったんですが、少し期待値を高く上げすぎたこととエグゼイドだから期待を裏切るような怒涛の展開が来るだろう・・・とタカをくくった結果、予告編で見せていたもの以上の展開や驚きは特になかったので、「平成ジェネレーションズ」のような大きな興奮は正直言うとありませんでした。
ただし、同時に今後のTV本編が楽しみにはなっています。
全ての謎が解けたその後にこそ、本作で描かれていたことの意味や謎が見えてくるっていう狙いなのでしょうから、現段階で映画の100パーセントを評価するのは無理でしょう。
だから、現段階では「微妙」でも、一ヶ月後には「こんなに面白かったのか!!!!」って思えているかもしれません。
だから、本作の評価はTVシリーズを全て見終わったあとにこそできるものだと考えます。
が、それを差し引いてもあまりにも弱すぎるマキシマ版ゲムデウスやビルドの不愉快な描き方など、褒められない部分も多々あるのも事実です。
この部分に関しては、おそらくTVシリーズ本編を見終わっても評価が変わることはないでしょう。
今後への期待が高まったのは紛れもない事実なので、今月エグゼイドがしっかり終わってくれて、その後に笑えたらそれでいいや!で全て許しちゃいです。
「仮面ライダーエグゼイド」残り4話、突っ走ってください。楽しみにしてます!!!

~了~
(2017年8月23日5時39分追記)
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(追記終わり)