前話「The Beginning 3」

~2013年9月某日 パラ宿 プリズムストーン~

前回までのシャオパラ!


・・・って、前回読めば分かるだろって!?

そんなぁ~、今流行りの「ラブライブ」でお馴染み、「前回までのラブライブ!」を一度でいいからやってみたかったんですよ!いいじゃないですかぁ~!

あ、ちなみに小生は『東條希ちゃん』が一番好きですな~。

・・・冗談はこれくらいにしまして。

前回、「小生」は地球の文化の1つである「アイドル」を体験してみたいと考え、現在居候中の「四天王一族の屋敷」に住む『西菊子ミノリ殿』『キッカ殿』の協力もあって、ついにプリパラデビューへの門を叩きました。

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現在、「小生」はこの目の前におります。

「プリパラ」入園に必須のチケットは、『キッカ殿』が作ってくれた「偽造プリチケ」

もし不正に作ったものがバレて迷惑をかけたらどうしようという不安もありますが、入園するぞ・・・!

恐る恐る「プリパラ」の入口「プリズムストーン」へと入る「小生」。

自動ドアを抜けた先には、たくさんの洋服が展示されている広間が現れました。

その中では、洋服を見て「このコーデ欲しい!」と話し合っている子達や、自分に似合うのかどうかを考えている子などで賑わっておりました。

これが「アイドル」に憧れる女の子達ですか。

なんて素敵な光景なんだろう!

「小生」は、「プリズムストーン」の様子に惚れ惚れしつつも、「プリパラ」に入園するため受付に向かいます。

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「いらっしゃいませ。プリズムストーンへようこそ」

はたまた、「人ならざる者」と「小生」は出会いました。

この地球にも、「人ならざる者」はたくさんいるのだなぁと少し驚きが隠せませぬ。

無機質な喋り方、生気があるようでまるで感じられない出で立ちはまさに「システム」そのもの、といった印象を受けます。

一応事前にアイドルについて調べていたので、「小生」はこの方が何方なのかも存じております。

---『赤井めが姉ぇ殿』、ですな?

「プリパラ」の案内人、『赤井めが姉ぇ殿』。

この「プリパラ」の入口「プリズムストーン」の受付を担当する他、「プリパラ」内の至る所でたくさんの『めが姉ぇ殿』が働いている所が確認されているとか。

どうやら、「プリパラ」内のシステムデータが具現化している存在だと噂には聞いておりますが、その詳細は一切不明とのこと。

少なくとも、お会いして「人ならざる者」であることは「小生」の肌身で感じ取りました。

今の目的は「プリパラ」のシステムについて調べることではないので、謎は謎のままにしておくとしましょう。

「はい、そうですね。」

---「小生」、初めてプリパラに来たのですが・・・

「でしたら、貴方に似合うコーデをお探ししますね」

『めが姉ぇ殿』はパソコンで「小生」のデータを入力していきます。

「貴方にはポップなコーデがお似合いね。キャンディアラモードなんてどうかしら?」

『めが姉ぇ殿』が「小生」のデータを照合した結果、似合うコーデが見つかったようであります。

「はい、これで登録完了です。
奥にあるゲートにプリチケをスキャンしてね。」


---ありがとうございまする!『めが姉ぇ殿』

準備は出来た。

ついに「偽造プリチケ」をスキャンする時が来たわけでありますが・・・

やっぱり不安ですなぁ。何かあったらどうしたもんだ、と。

でも迷っていてもしょうがない!

チケットを入口のゲートに差し込みまして、そのままダーイブ!

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プリパラチェンジ、
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完了ッ!

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・・・・・・・・・は、入れた!

『キッカ殿』の理屈通り、「小生」は「プリパラ」に入ることが出来ましたぞ~!

~1時間後 プリパラ内~

入園してから約1時間。

「小生」は「プリパラ」内をざっと歩いて見渡していました。

テーマパークというだけあって、様々な施設で入園者を楽しませてくれます。

リアルマネーを使用する場所もあったりして無一文の「小生」には楽しめない・・・ということもなく!

事前に『キッカ殿』から「『お父様』からお小遣いだよ~」と1万円ほど頂いていたので実は何とか楽しめております。

メリーゴーランドや洋服屋や喫茶店などなど、「小生」の知らない文化がたくさんでありました。

ああ、もっと色んなお店を回りたいなぁ・・・って違ぁぁぁぁぁぁぁぁぁう!

なんで「小生」がここに来たのか、その目的を完全に忘れておりましたぞ!

「アイドル」になりたくてここに来たのではないですか!

遊園地で遊ぶ女の子がしたかったわけではありませぬ!いやそれはそれで面白かったけど!

思い出したら即行動だ!

「アイドル」としてライブをするため、ライブ会場に向かいますぞ!



「ライブは予約制になっていますので、シャリオさんのライブはこれから予約となりますと…17時になってしまいますね。」

現時刻は13時。

4時間の開きが出来てしまったが、むしろチャンスと言えるでしょう。

何故ならば小生…ライブってどうやってするのか、よくわかってないから!!!!

やっべぇ…困った。さぁ困った。何すればいいでしょう?

「レッスンしに行こうぜ~!」

「うん!」

小生のいるライブ受付会場の横でそんな声が聞こえてきました。

そうか、ライブの前に練習…レッスンをしないといけないのか!

小生は先ほどの声の主の行った場所に向かうのでした。

~13時半 プリパラ レッスンルーム~

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レッスンルームにはライブを控えるアイドル達でいっぱいでありました。

皆それぞれが振り付けを確認したり、筋トレをしたり、スケッチブックに何かを書いていたりといろんな事をしています。

小生は全部確認し、把握します。

まずライブをするための踊りの振り付けを覚え、ライブ最大の見せ場「メイキングドラマ」を考えねばならないと。

ライブが始まるまでの3時間半で、やってのけてみようじゃあありませんか!

~17時 プリパラ ライブ会場~

「本日のライブもいよいよ大詰め。
次は、新人の『シャリオさん』のご登場です!」


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「めが姉ぇ殿」と同じくプリパラのシステム管理を担当する「赤井めが兄ぃ殿」よりアナウンスがされました。

あれから3時間半、じっくり小生はレッスンを重ねてきました!

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さぁ、勝負だ!



「シャリオさん、どうもありがとうございました!」

結論から言うと、全然ダメでした…!

振り付けはボロボロ、メイキングドラマは失敗、サイリウムチェンジなる流れも全く理解できず、ライブは大失敗に終わりました。


悔しい。

テレビに映っていたあの子のように、何もせずとも自分だって出来て当たり前だと思った。

でも違いました。

きっとあの子達も、1時間や2時間のレッスンで出来た事ではないのでしょう。

アイドルというものの厳しさを、小生はこれでもかと実感したのでありました。



キッカ
「シャリオちゃん、プリパラ楽しかった?」

シャリオ
-熱い…!熱い何かを、感じましたぞ!!

小生は帰った後も自主的なトレーニングを始めました。

そして…!





~半年後~

それから、「小生」こと「朝来シャリオ」は毎日「プリパラ」を通う日々になりました。

アイドルランクも上がり、「プリパラデビュー」から「アイドルのたまご」にまでランクアップしていったのでした!


初めては大失敗だったライブも、
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徐々に振り付け・メイキングドラマ・
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サイリウムチェンジの手順を何度も練習し繰り返し復習したことで、少しずつ出来るようになったのでありました。

次第に数える程しかいなかった会場のファンも、5人…10人…20人、最終的には50人くらいまで増えるように。

もっと高みに行くために、「めが姉ぇ殿」から複数人のアイドルと「ユニット」を組んでみてはどうか、とか提案されました。

ですが、「小生」は誰かとユニットを組むようなことはしませんでした。

あるとしても、誰かのユニットにお邪魔する形でライブに参加するだけ。

「小生」もユニットを持って活動してみたいとは思うものの、中々パートナーと呼べる方に出会うことがなかったのでありました。

いつか最高のパートナーとユニットを組み、最終目標である「神アイドル」になりたい!…とは思っているのですが。

気づけば、『お父様』の任務のことなどとうに忘れて「プリパラ」に熱中する「小生」がそこにいました。

お父様の役に立つために頑張るなんて言っていたのは何だったのか…我ながら愚かだとは思いつつ、それでも「プリパラ」が楽しい。もっと続けたいという気持ちが強まっていました。

さて、そんな生きる屍だった「小生」が「人間」になりきり、楽しい「プリパラ」ライフを満喫してから半年という月日が経った頃のお話でした。


いつものように、「プリパラ」に向かおうと「四天王一族の屋敷」を出て行った時・・・

『グランシャリオ』・・・聞こえるかい、『グランシャリオ』・・・『私』だ。
監査期間がそろそろ終わるから、地球の監査結果を教えてほしい。
一度『私の元』に戻ってきてくれないか?」


『お父様』から、悲しい連絡を受けてしまいます。

これからも頑張ってプリパラやるぞ!って気合を入れていたタイミングで、地球を去らなければならなくなってしまったのです。

~Continued to「The Beginning 5」~