前回までのあらすじ
ブログ開設1周年&ブログの10万アクセス記念として、おおもりご飯を一日貸し切って記念パーティをすることになったシャオと専属アシスタント達。
お弁当を作ったり装飾をしたりと準備を済ませた後、みんなで集まってレッツパーリィ!
…だが、なたねだけ少し様子がおかしいようで…?

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シャオ「皆集まった?それじゃあ始めるとしようかな!
只今よりブログ開設1周年と、10万アクセス記念のパーティを始めます~!
日頃のみなさんのお勤めに感謝感激雨霰!今日は堅苦しいのはなしで楽しくいきましょ~!

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なくる「前も1周年記念の記事なんて書いてたのに今度は10万アクセス記念たぁ、祝い事が好きだねシャオさん

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なたね「こんな場所に10万人も人が訪れたってこと?すごいね♪」

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アミバ(しなと)「さりげなく毒を吐くわね、なたね」

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シャリオ「10万といえば東京ドーム二つ分で収まりきる数なんですよなぁ~。すごいどすこい!

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八雲Basil X2-Xai「つマり、いちごサんトみづきサんノラいブ2回分ニいラっシゃッたお客サんの人数分トいウこトでスね

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「それだけの人が来たんだよ?もう嬉しいことに決まってるじゃんかね!」

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「私たちはその10万人来た人のうちどれくらい影響があったんだろうね」

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「まだ日は浅いしそんなに大きくはなさそうな気がするわね」

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「そんなことはないさ!皆のおかげでアクセス数もグングン上がっているんだ。感謝しかないぜ

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「皆サん、ゴ飯ガ冷メなイうチに・・・」

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「それもそうだな。食べようぜ。Basilののり弁が食べたかったんだ…!」

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「いただきます!」

~~

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???「うーん、美味しそうな匂いにつられてきたんだがシャオ君今日は何やってんだい?パーティ?

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「ヒカルさん!」

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「…失礼ですが、どちら様ですか?」

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「小生も初見ですなー」

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「ここのおおもりご飯北海道ネット支部の常連さん『朔夜(さくや) ヒカル』さん」

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「タまニワたシ達ノ様子ヲ見ニおおもりご飯ニ訪レるコとガあリまス。」

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「そうでござるか!小生はこのおおもりご飯の専属アシスタントを勤める朝来シャリオと申します。
主な活動場所はプリパラです、
お見知りおきを、ヒカル殿!」

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「ご機嫌麗しゅう、同じく専属アシスタントの北渡時南斗(きたわたるしなと)です。よろしくお願いします。」

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「ヒカルさん、こいつはアミバでいいよ」

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「またあなたは自己紹介を邪魔しくさって!」

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ヒカル「あはは、これはこれはご丁寧にどもども~。
Basilちゃんやなたねちゃんなくるちゃんとは何度か顔を合わせたことがあるけど、あなた達2人の話はシャオ君から聞いてるわ。
私のことは一般人くらいに思ってくれればいいよ。
ちなみに、なたねちゃん達の実家の方のおおもりご飯の地主だったりするんだー」 

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「でもヒカルさん、昔プリズム何とかってのやってたんじゃなかったっけ?

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「ちょっとなくるちゃん、それは言わないでw
プリズムショーなんてもうこの時代じゃあもう過去の産物みたいなものだし、アイカツやプリパラやってるあなた達が輝いて見えるな」

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「プリズムショー…?」

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アイカツやプリパラとは別の方向で流行っていたまぁアイドルのジャンルの1つみたいなものかなー。
もう何年前だったのかも覚えてないや。」

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「アイドルの活動にも色んなジャンルがあるんだねー」

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「そういや、うちの娘もプリパラやってるから、いつかシャリオちゃんとも顔を合わせる日がくるかもしれないね。」

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「そうなのですか!?それは楽しみでござる。今度娘さんと一緒におおもりご飯に遊びに来てください!」 

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「分かったぜー」

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「ヒカルさんもよかったらパーティのご飯食べてく?」

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「いいのかい?だったら私も仲間に入れてくれシャオ君」

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「喜んで!皆もいいよね?」

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「ヒカルさんとまたお話したいし大歓迎!」

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「異論はないわね」

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「小生もお話したいですぞー!」

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「悪いねぇ。 じゃあお言葉に甘えて…」

~~

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「シャオ君も、気づけばこんなにハーレム築き上げちゃってねぇ~」

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シャオはすぐなたねにセクハラするし油断ならない

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「『あの人』がいた時は真面目な人だったんだけど今はそんなことするの?
シャオ君は女の敵なのかい!?」

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事あるごとになたねとお風呂に入りたいと言って困らせているわね。

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「なたねも嫌だってちゃんと言えよー」

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「うーん…フシギダネ君だからなんかいいかなって思えないこともなくて…

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「いやダメだろ。」

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「そっか…。じゃあ断る。なくるちゃんがそう言うなら…!

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「なたねちゃんはもっと自分に自信持ったほうがいいよ。
その点アミバちゃんは変にポジティブで好感もてるわ。」

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「しなとです、ヒカルさん!」

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「え、そうだっけ?」

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「ひ、ひどい…!」

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「お前はアミバでいいんだよ」


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「なくる、どうやらあなたの人生を天才のあたしによって終わりにしたいようね」

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「ほぉ。お前の人生の、の間違いじゃねぇのか?」

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「お、喧嘩か!?やっちゃえやっちゃえ!」

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「ヒカルさン、煽るノはどウかト・・・」

~~

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「なくるサん、アミバさンのコアシュートでスピリットが消滅」

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「赤の速攻デッキにより、Lv1でたくさんスピリットを展開しているなくる殿にとってこれは驚異…!
一気にスピリットが減って決め手に欠けてしまっていますなー」

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「っけ、チマチマコア削ってこっちの攻めを封じるってか!卑怯者らしいてめぇのやり口だなぁ!

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「ちゃんとルールに則っているのに卑怯もクソもないでしょ?何を言っているのかしら。
白蛇帝アルデウスヴァイパーでアタック!アタック時効果でスピリットのコア1つをリザーブにシュート。
はい、あなたのコレオン消滅。」

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「くっそぉぉぉぉ」


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「なくるサんハすグ顔に感情が出るカらカードゲームは適シてイまセんネ」

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「なくる殿~、まだライフは2つ。全然チャンスはありますぞ!」

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「……」

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「上の空かい、シャオ君?」

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「ヒカルさん。あ、いえ。皆が楽しそうで微笑ましい光景だなーと」

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「前はゆうゆうさんと二人で真面目にやってたのに、今じゃあ大所帯になったねー。
繁盛してんの、おおもりご飯?」

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「繁盛してるからこうしてパーティを開いているわけですよ。」

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「へーそっかー。ゆうゆうさんはそういえばどうなったの?」

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「遠い…遠い所へ行ってしまいましたね。」

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「…ワケアリって顔してるねぇ。」

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「分かっちゃいますか。」

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「伊達に長生きしちゃいないからね。」

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「時々、思うんですよ。
ゆうゆうも、こんな風にいっぱい仲間がいれば、もっともっと楽しく過ごせたんじゃないかって」

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「それでもシャオ君が大事だったから二人でやってたんじゃないのかい?」

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「そう、思いたいですね…。」

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(……シャオさんとお母さんは、かつてここで活動していた…?
じゃあやっぱり『本当に大切な人』って…!)


~~

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「楽しかった!またご飯食べに来るよー。今日は参加させてくれてありがとね!

今度は娘と一緒に遊びに来るから」

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「シャオ殿、また次回から頑張りましょうな!」

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「帰りましょう」

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「皆お疲れ様~、次回もよろしくねー」

~~


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「……」

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「どうしたよ、なたね?」

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「う、うん…忘れ物、しちゃった。おおもりご飯に戻って取りに行ってくる。」

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「あたしも一緒に行くか?」

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「大丈夫、場所は覚えてるから!すぐ戻るね!」

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「…なたね殿、何か様子が変ですな。」

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パーティも最後の方はあんまり喋ってなかったし、気になっていたといえば気になっていたんだが…戻ってきたら聞けばいいか。」

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「なたねだってあなたに言いたくないことくらいあるでしょう?そっとしておきましょう。」

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「うーん…それもそうかもな。でも、アミバの言うとおりにするのは癪だな。」

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「バトスピに負けて根に持ってるの、あなた?」

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「ちげぇよ」

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「もう~、イチャイチャするのはそこらへんにしてくださいねお二人共~(*´∀`*)」

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「シャリオさん、それは誤解(だ!)(よ!)」

~~

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「シャオさン、パーティ中に楽しイ表情をシてイなカっタのガ気にナりマしタ」

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「えー、楽しかったよ?やっぱ皆がワイワイしているのを見るのは微笑ましいよね。」

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「そウでスか…今の表情も少しかた…」

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「シャ、シャオさん!!!」

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「!?な、なたね?どうしたの?」

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「あ、あの…えっと…」

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「…ワたシはオ邪魔っポいノで裏で洗い物しテまスね~」

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…すごい剣幕できたね、何かあったの?」

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「お母さんと一緒におおもりご飯で活動していたって本当ですか!?」

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「…ああ。本当だよ。」

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「私は最初、お母さんが好きだからおおもりご飯って名前を使って活動しているって聞きました。
でも、それだけじゃなかった。お母さんも、このシャオさんの活動を手伝っていた…そういうことなんですか?」

CioJYFxUUAEP5Aj
「うん。合ってる。」

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「じゃあさっき話してた『とても大切な人』って誰ですか?」

CioJYFxUUAEP5Aj
「…教えない。」

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「もしかして…お母さん、ですか?」

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「なたねには教えない。 」

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「何でですか!?知られたらいけないんですか?」

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「知る必要がないから、だよ。」

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「…私、ここで皆と楽しく話すのが大好きです。
でも、教えてくれないのであれば。私はもうこの仕事を降ります。」

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「…本気で言ってるの?」

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「私はただ、シャオさんに本音で話してほしいって思ってるだけです。
でもシャオさんが本当のこと話さないなら私はもう…
とても大切な人って、お母さんなんですか?答えてください。」

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「そもそもとして、君のお母さんはもう亡くなってるはずだよ?
なんで俺が君のお母さんと今会えるのさ?」

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「それは…分かりません。
でも、とても大切な人という人物、私たちに全く関係がないなんてどうしても思えないんです。 」

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「…そんなに知りたい?」

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「知りたいです。
何で四ツ星学園の新米でひよっ子の私たちがここに呼び出されて、仕事をもらっているのか。
それは、お母さんという存在が大きな理由になってるのかなって考えたら、気になって気になって…」

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「今の君には教えられない。
俺は、今こうして何事もなく楽しく話す日々が幸せだ。
その当たり前を壊すようになることを自分からしたくない。」

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「だったら…!私がどんな真実も乗り越えられる一人前のアイドルになったら。
話してくれますか?全ての真実を。」

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「!?」

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「今の私はただの未熟なアイドルです。何の力もないし、自分に自信もありません。
でも、そんな自分から変われたってシャオさんが認めてくれたら。
とても大切な人が誰か、教えてください!お願いします。」

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「なたね…自分に自信がない君がここまで言うなんて、驚きだ。」


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「自信がないのはその通りだけど…
でも、どうしても知りたいから。
それだけです。」


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「分かった。約束する。
君が心から変わったなって俺が思えたその時には。
君の知りたいことを、嘘偽りなく教える。」


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「シャオさん…!ありがとうございます。」

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「だから、これからも頑張って。よろしくお願いします。」

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「はい!
…いきなり帰ってきて大声出して、ごめんなさい。
用事は、それだけです。
今日は失礼しますね。 なくるちゃん達が、待ってるから…。」

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「うん、お疲れ様~」

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(…シャオるん…)

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「いい加減、この場所の向き合い方を変えないといけないのかもしれないね。
この世界が、俺によって作られた世界だって真実を知って、皆がそれでもいいと言ってくれるのか。
君と本来の姿で会った時から、それがずっと気になっていたんだ。」

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(そうだったんだね。あんな風に取り乱すなたね、私は初めて見たよ)

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「それだけ、俺の様子が気になっていたってことなんだろうな。」

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(真実を知って乗り越えられるかは、これからの皆次第ってことなんだね)

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「あそこまで言ったんだ。俺はなたねを信じるよ。
そしてこの対話の待つゴールに、皆の笑顔があることをさ。」


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(私も…なたねを信じる!あの子ならきっと!)

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~おわり~