なくる「今回はあたしとシャオさんで」
シャオ「よろしくなくる!」
「てめぇ、なたねにしたことは忘れてねーからな…この破廉恥野郎め」
「あ、あの時は我慢ができなかった。反省しているが後悔はしていない」
「もう一度シメられてぇか!?」
「ごめんなさい」
「あたしがいるうちはなたねに手出しはさせねーぞ。
で、何すんだ?」
「今日は俺が最近撮影した写真についてあれこれと話していくよ」
「なんだそりゃ…あたしにとっちゃどうでも良すぎる内容なんだが」
「そんなこと言わないで付き合ってよー!ねーなくるさーん!」
「ぐっ…仕事で来た以上は断んねーけど…まぁ、まともなコメントは期待すんなよ」
「アミバはちゃんとコメント返信の仕事してくれたんだがな」
「よし、どんどん写真出せ!」
(アミバを引き合いに出せばチョロいな)
「早速コメントしづれぇ。この看板がどうしたんだ?」
「これは友達とびっくりドンキー行った時の写真!
びっくりドンキーなんて最後に行ったの中学ぶりくらいでひっさびさだったな~と」
「何の店なんだこれ?」
「主にハンバーグかな。
俺てっきり地元だけのチェーン店なのかと思ったら全国展開してるということを知って驚きだった。」
「成る程なぁ~。それで、なんで地元だけだって思ってたの?」
「旅行とか行っても見かけたことなかったし・・・」
「ふむ。どんなメニューがあんのか気になるところだが・・・」
「で、これがその時食べたものか。美味しそうじゃん」
「でしょ!?これが結構美味しかった。
写真撮ってないけどポテトも食べたんだけどそれもまた・・・」
「ただ、食事中にスマホ出して撮影するのはちょっとなぁ・・・」
「え、ダメ?」
「食べるときは食べることに集中したいだろ。携帯依存性じゃああるまいし」
「うっ、そう言われるとなんかなぁ・・・折角のご馳走だったしど記念写真って感覚 だった」
「飯なんかに記念写真を取る必要なんてねぇだろ・・・理解できねぇ」
「っく・・・辛い・・・」
「こういうのが今の人の流行りなのか?
あたしは食べる前に『いただきます』を手を合わせて言って、しっかり食べて、最後には『ごちそうさま』。
それ以外の行動は食事にはいらない。
食事は人間にとって絶対に必要な行為だからな。
適当にやっちゃあいけないことだ。」
「真面目だなぁ。」
「母ちゃんが食を大事にする人だったからな」
「ツバサさんのスクールドレスじゃねぇか!」
「ちゃおの応募者全員サービス!
ちゃおの応募者全員サービスは初めてだったけど、後払いだったのに違和感あったな。
これ、振込用紙もらっても払わない人出るんじゃないのか?っていう仕組みだった。」
「信頼のもとで成り立ってる商売なんじゃね?
というか雑誌の景品に劇組トップのツバサさんのスクールドレスかぁ・・・着てみてぇ所だなぁ~!」
「なたねは着てたんだけどな。」
「あたしも着てぇ!!!!!!」
「これは大変だった!
アイカツスターソーセージ!これ手に入れるのにスーパー8店舗ハシゴしたんだからな・・・
疲れたなぁ・・・」
「このソーセージ、そんな売ってないもんなのか?」
「ほかの地域は知らないが、グミや食玩を除きこの手の食品系プロモは地元だと売ってる場所がかなり限定されてるんだよねぇ。
やっとの思いでこの1BOX見つけたし。 」
「カード20枚のためにソーセージ20箱・・・集めるのは大変だなぁ」
「しかもこのソーセージ、マズイからなおのこと地獄なんだよ」
「あたしとなたねとアミバで5箱ずつ食えばすぐなくなりそうだがな。まぁあたしは食べねぇけど」
「次は…おい、冷蔵庫晒すのはその家の生活力分かっちゃうからあんましないほうがいいんじゃねーのか?」
「
これは爆笑しながら撮影した。
俺、親に買ったことバレたくなかったから冷蔵庫の奥深くに隠してたんだよ。
でも翌日飲み物取りに冷蔵庫開けたらここに全部移動されてて。
母ちゃんにソーセージ買ったこと完全にバレてしまった上に移動までされてしまったというな。」
「隠さないで堂々としてりゃあいいだろ。悪いことしてるわけじゃないのに。」
「いや、同じパッケージの箱20箱もあったら変だろって思うかなって・・・
前のソーセージの時はこっそり隠してバレなかったんだがなぁ。
案の定母ちゃんにも『こんなに大量にソーセージ買ってどうしたのあんた!』って質問されるし・・・」
「そら気になって当然だろうよ。」
「『どうせおまけが欲しかったんだろ?』って予想大的中だしで・・・orz」
「これはアニメイトでの戦利品。ついつい漫画買いすぎてしまった。」
「なたねも好きな奴がチラホラとある
『あまんちゅ!』ってのは今アニメやってるよな。なたねが見てる。」
「うん、天野こずえ 作品大好き!フレッシュガンガンの「前夜祭」時代からファンです。
『あまんちゅ!』は特に過去作との繋がりあったりするところが地味に好きなんだよなぁ。
主人公らの学校の担任の先生に火鳥先生っていう人がいるんだが、
その人は連載デビュー作『浪漫倶楽部』の脇役なんだよねぇ。
ちなみに『浪漫倶楽部』の主人公はその火鳥先生の弟ね。」
「今までおってきたファンだからこその嬉しさか。いいねぇそういうの。」
「他の注目としては画像右上の『ハルコレ』かな。
アイカツスターズ1弾で遊べた曲の先に出た3曲除いて全部収録されてるミニアルバム。」
「あたし個人としては『Miracle Force Magic』をイチオシしたいところ。
バンカツの仕事、楽しかったなぁ~。」
「俺は収録されてた4曲で一番ハマったのは『未来トランジット』かなぁ。
筐体では気付けなかった伴奏とかがやべぇかっけぇのなんの!」
「そこで何故アミバの画像を貼る」
「いや、これ『未来トランジット』のライブ映像ですし…」
「っち、あたしも『未来トランジット』でライブに出ないとな…!
あいつの画像よりあたしを貼ってほしいぜ。」
(アミバの画像貼られたのがそんなに悔しいのか)
「さっきのツバサさんのカードがもらえたっていう雑誌か」
「これはその応募者全員サービスの次の号のちゃおだね。
真ん中のセブンイレブン限定のプロモ欲しさに買った。」
「コンビニ限定のプロモとは変わってるな」
「これがまたうまくてねぇ。
今まで謎にしてたこのプロモのシューズの入手方法がここで初めて発覚したって言うな。
次の号についてくるみたいで、また来月も買わないといけない」
「プロモカード商法にのっかるプレイヤーは大変だな。」
「ここまで買ってしまった以上は買うようん。」
「ツバサさんと夜空さんのブロマイドとプリパラのチケットもついてるんだな。」
「そうそう!これで久々にプリパラのチケット手に入ってプリパラの再プレイ欲が沸いたんだよね!」
「シャオさん、プリパラやってたのか」
「うん、やってたよ。半年くらい前から放置してたけどね」
「なたねの好きそうな古いゲームのカセット達だなぁ。」
「レトロフリークに吸い出すゲーム。
買ったものもあれば倉庫から出してきたものもチラホラと。」
「こんなにたくさんゲームあったところでやれんの?」
「す、吸い出すことに意味があるんだ…」
「いや、ゲームならプレイしなきゃ意味ないだろ。」
(何も言い返せない)
「!!!!キュ、キュアハニー…!」
「リサイクルショップでの戦利品。
というかいい反応するね。キュアハニー好きなの?」
「す、好きじゃない。」
「え?」
「憧れなんだ。あたしの…」
「ほほぉ、それは気になるね。詳しく聞かせてよ」
「あたしがアイドル目指すきっかけになったのが、このキュアハニーとの出会いからなんだ。
歌も歌えて、戦えて。
子供の頃、母ちゃんに見せてもらったアニメに出てきたこの人みたいな人になりたいなって思ったのがあたしの全ての始まりだったんだ。」
「普段はガサツで粗暴ななくるから考えられないきっかけだ・・・」
「う、うるせぇ!そらキュアハニーみてぇに誰にでも優しく、なんてあたしには出来ねーけど。
それでも、あの人みたいなパフォーマンス力溢れる誰にでも愛されるアイドルになってみたいな、って目標にさせてもらっている。架空の人物なんだけどな。ハハハ・・・」
(実はその架空の人物があなたの義理の母親だとは口が裂けても言えない)
「これがラスト」
「何のシングルだこれ?」
「プリパラの主演声優とも言えるアイドルグループi★Risのシングル『Goin’on』だね 。」
「プリパラの曲か。」
「プリパラ2期の後期OPでもある。
もう初めて聴いた時からすげー好きでFullサイズの音源どうしても欲しくなってついにシングル買ってしまったよね。」
「あたしも好きなアーティストのCDは手元にパッケージとして残しておきたさがあるからその気持ちは理解できないことはない。
ダウンロード販売とかもあるけど、やっぱりCDっていう媒体があたしは好きだ。」
「だよねだよね!パッケージという形が残ってこその音楽なんだよな~。
ダウンロード販売のとかで買ったことないや。」
「こんなどうでもいいとこでシャオさんと価値観が合うとは思わなかった」
「写真は以上だ!冷静なツッコミをありがとう、なくる」
「こ、こんなんで良かったんなら楽な仕事だった。突っ込んでしかいない気がするし」
「これからもどうぞよろしくお願いします!」
「ところで。アミバと比べてどうだった?」
「え、比べてって別にすごく良かったけど・・・」
「具体的にどこがだ?アミバよりどこが優れていた?
答えろ。あたしはアミバより上に行かなきゃならねぇんだ。さぁさぁ!」
「め、説明面倒くせぇよ!!!!」
「うるせぇ答えろ!!!!」
「うわー、逃げろー!」
「待てコラァ!」
(ライバルを倒そうと熱くなるなくるでしたとさ♪)
~つづく~