※注意
本記事には、「アイカツ!」及び「ハピネスチャージプリキュア!」の二次創作要素が多大に含まれております。
これらの要素がお好きでない方は間違いなく不愉快な思いをする記事になりますので、そう思った方は速やかに戻るを押すかブラウザを閉じてください。


EPISODE EX


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全5回で連載予定の「ゆうゆうのアイカツ」第3回目です。
今回から再びアイカツする姿が描かれます。
…が、ここからは元キャラの原作「ハピネスチャージプリキュア」の成分は全くなくなり、自分の脳内で妄想した「ゆうゆうがスターライトで学園でアイカツしていたら、入学(復学)から卒業まできっとこんな風になっていただろう」という物語色が非常に濃くなります。
より一層、人を選ぶ物語を展開することを事前に断っておきます。
そんなのでもいいや、という物好きな方はどうぞ読んでください。
今回は、TVアニメ版第3期(あかりジェネレーション)~TVアニメ版第4期完結以降の時系列まで一気に進みます。
なお、今回の執筆に当たってマイキャラの写真の掲載を許可してくださいましたTwitterのフォロワー様には感謝致します。


読む前に、以下の点に注意してください。


・時系列に関してはTVアニメ「アイカツ!」準拠です。途中からTVアニメ版完結以降の時系列にもシフトします。(今回からが該当します。)
キャラクターの原作と言える「ハピネスチャージプリキュア!」の設定も使用していますが、時系列のすり合わせは一切していません。
年齢もハピネスチャージプリキュアでの該当の出来事の時とは異なっています。
また、表記中の「TVアニメ版」は、TVアニメ「アイカツ!」を指しています。

・TVアニメのアイカツ・ハピネスチャージプリキュアのキャラクターも一部登場しますが、その関係性は独自の解釈をしたものです。


それでは、始めましょう…!!!!!



・ゆうゆうのアイカツ再開TVアニメ版第3期第102話~

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前章に記述した幻影帝国との最終決戦から約1ヶ月後の10月。 
幻影帝国との戦いに全ての決着を着け、「キュアハニー」としての活動をひとまず終了した「ゆうゆう」は、スターライト学園を復学し、アイドルとして再始動する。

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学年については、編入試験という名目で本来の年齢の学年である高校1年生に進学することは可能であることを「織姫」に告げられるがあえてそれを断る。

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つまり、年齢通りの進学をせず休学前と同じ中学2年生としてスターライト学園を復学することとなる。
要するに、実年齢より学年が2年ズレていることとなる。
理由としては、休学中世界各地を回っていたことで学力が高校生レベルに追いついていなかったことと、自分のアイカツの実力が高校生のレベルには達していないと考えたからだ。

最初は2歳年上が同学年ということで周りは「ゆうゆう」と馴染めずにいたが、

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休学前からの習慣であった食堂で自作のお弁当やお手製のハニーキャンディを毎日作り続け、欲しい人にはそのお弁当やキャンディーをあげ続けた結果、「毎日食堂で美味しいお弁当やキャンディーを作る子がいる」というクチコミ効果でクラスメイトや同学年、果ては後輩や先輩や教師にも好評を頂き、徐々に周りとも打ち解けていく。その友情は、アイドルとしての仕事での共演にも繋がった。

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「ゆうゆう」はたくさんの生徒との信頼と関係を得た結果、クラスメイトに留まらずたくさんの交友関係を築いていった。仕事のオファーもいただけるようになり、少しずつだが確実に実力を上げていたのである。

これによって復帰早々成長が見えた「ゆうゆう」。
だが、マイナスの側面もあった。
「ゆうゆう」はたくさんの仲間を手に入れたと同時に、そんな現状にどこか満足している自分がいた。
復学当初こそ「キュアハニーを超える」ことを目標にこそしていたが、その目標は気づけば何処かに行ってしまった。
そんな考えが、自分のなりたい自分…アイカツをして、一体を目指すのかという「アイカツの未来」が見えなくなってしまう要因となってしまったのである。


大スター宮いちごまつりTVアニメ版3期第111話~第113話・及びその前後を描く「劇場版」

上記の食堂での活動でたくさんの人物と仲良くなった「ゆうゆう」。
その中には、かつては同学年で憧れだった「星宮いちご」がいた。

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何でも、「いちご」は「織姫」のオファーでいちごのためのイベント「大スター宮いちごまつり」を開催するのだという。

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2年ぶりの再会に喜んだのも束の間、「いちご」は「大スター宮いちごまつり」に仲間たちと一丸となって挑むことになるため、疎遠になってしまう。
が、最後に会った時には「大スター宮いちご祭りに是非来てほしい」と「ゆうゆう」を誘ってくれた。

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開催日当日。
不幸なことに、「ゆうゆう」は自分自身のアイドルの仕事(クリスマス特番の番組)があったため、「大スター宮いちご祭り」を最初から見ることは叶わなかった。

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しかし、「ゆうゆう」の「いちごのアイカツが見たい」という一心で必死に仕事をした結果、どうにかラストプログラムには間に合うであろう時間を確保することができた。
急いで会場に向かう「ゆうゆう」だったが…

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バンジージャンプのイベントが開催されている会場に進行ルートとして通りかかった「ゆうゆう」は、偶然にも「神崎美月」と「大空あかり」※「ゆうゆう」本人は「あかり」と面識が一切ないため名前は知らない。が「大スター宮いちごまつり」に向かおうとしている場面を目撃する。
しかし、こちらの移動が車であるのに対し二人は徒歩であったためか、すぐに見失ってしまう。
「プリキュアとしての活動を全うするのであれば、あなたのアイカツへの高みはそこで終わってしまう。けれど、いちごを始めスターライトのアイドル達はもっと上の高みまで上っていく。それでもまたスターライトに戻ってきてアイカツをする覚悟はある?」

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それはかつて、休学前に「美月」が「ゆうゆう」に投げかけた言葉だった。
「ゆうゆう」は「美月」の言葉をもう一度思い出す。

「いちご」の登ったアイカツの高みとはどれほどのものなのか。
自分の実力と、どれだけの差があるというのだろうか…?

会場に着いた「ゆうゆう」の目に真っ先映ったものは、歌を披露する「いちご」であった。

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素敵な明日を迎えられることをコンセプトとしているらしい「大スター宮いちごまつり」
そんなコンセプトをこれでもかと訴えかけてくる「いちご」の歌唱に、思わず涙を流し感動する。


桁違いであった。
自分も少しずつアイカツに復帰し実力を上げつつあると思っていたが、そんな自分が霞んで見えるほどに、「いちご」の登った高みに感服した。
それは、「ゆうゆう」が会わなかった2年間の間に「いちご」の身にあった様々なイベントを知らなかったが故の感動であったとも言えるだろう。

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「ゆうゆう」が余韻に浸る中、アンコールが響き渡るライブ会場。
そして要望に応えたアンコールライブでは、予想だにもしなかった光景を目の当たりにする。

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なんと、先ほど車の移動途中で見かけた「美月」と一緒にいた少女(あかり)が「いちご」と一緒に現れたのだ。

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この3人によるライブのパフォーマンスも、圧倒的であった。
かつてのトップアイドルであった美月。
今トップアイドルになるであろういちご。
未来の可能性を期待させるあかりという名の女の子。

過去、現在、未来。
3つの時間軸が1つに繋がるその絆は、「アイカツ史」に残る最高のライブを目の当たりにした。
そんな感動を、「ゆうゆう」は確かに感じたのだった。

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その予想も見事的中したのか、ライブ終了後アイカツランキングで「いちご」が不動であった「美月」を抑え堂々1位を獲得。
憧れだった「いちご」がトップになったその瞬間を目の当たりにしたのだ。

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「ゆうゆう」は「いちご」の覚醒に喜ぶ一方、自分には決して行くことの出来ない高みに登ってしまっているという劣等感を感じたのも事実である。
これは、かつて自分が変身していた「キュアハニー」に抱いていた感情と同じものである。
追い越すことは出来ないと諦めかけている気持ちのある一方で、果たして自分のアイカツのゴールとは何処なのか。何を目指すべきなのか。そんなこともふと疑問に感じる。
目標としている「キュアハニー」も「いちご」も、自分がこの先どれだけ努力しようがきっと追いつくはずがない。叶うはずがない。そんな諦めの気持ちがこの大スター宮いちご祭りをきっかけに生まれてしまったのである。
自分の「アイカツの未来」がハッキリしない。
そんな気持ちが後に大きな悲劇を生むことになることは、「ゆうゆう」はまだ知る由もなかった…。

・とある女の子との出会いTVアニメ版3期第114話~115話

そんな中、「ゆうゆう」は年末を前に自分のアイカツ人生を大きく左右する「とある人物」(以下「彼女」)と出会うこととなる。

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彼女は、「神崎美月」に憧れアイドルになった中学1年生の新入生で、新入生とは思えないその高すぎる実力から「神崎美月の生まれ変わり」と称されるほどの実力の持ち主だ。
「ゆうゆう」と彼女の出会いは偶然から始まった。
 とある日の晩、スターライト学園をランニングをしていてスターライトの庭園に訪れた「ゆうゆう」は、庭園で暗い表情でいる彼女と出会った。

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お近づきの印として渡したハニーキャンディに彼女が喜ぶ一方涙を浮かべたその姿に心配になった「ゆうゆう」は彼女の話を聞く。
どうやら、「神崎美月」の生まれ変わりとして周りに高く評価されることは嬉しい一方で、彼女自身は美月との実力差は確実にありまだまだ未熟な存在であると劣等感を抱いており、その評価を素直に喜べず思い悩んでいたようであった。
「ゆうゆう」は彼女の姿に、かつて「世界のキュアハニー」として名声や評判を頂く一方で、自分自身の本当の力で輝けたわけではないことに悩んでいた自分に重ね合わせた。
話を一通り聞いた後、「ゆうゆう」は、

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「自分らしさは誰にでもある」「自分らしく輝くことは誰にでもできる」という自論を強く訴えたことで、彼女は「ゆうゆう」の心を動かさせた。
このことがきっかけで、「ゆうゆう」と彼女は仲良くなり、以後行動を共にするようになる。

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・とある人物とのアイカツ~TVアニメ版第3期140話まで

お互い寮の部屋が1人であったことから「ゆうゆう」は彼女の部屋に転居。
学年は1年違えどアイカツをする時もご飯を食べる時も、常に一緒にいるほどだった。
 
ただし、彼女曰く「ゆうゆう」は「先輩でも親友でも友達でも仲良しでも何でもない」とのこと。
友情意識を感じているのは「ゆうゆう」だけで、彼女自身にはそういう感情は一切なく、志が一緒だからあくまで行動を共にしている、ということである。

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だが、「先輩でも親友でも友達でも仲良しでも何でもない」と一蹴する一方で、「ゆうゆう」のことを決して嫌っているわけではない。
毎朝の「ゆうゆう」の作るお弁当は好き※のり弁当が特にお気に入りであったであったり厳しい言葉ではあるがレッスン中に積極的にアドバイスをしたり何より寮で同室になることを拒まなかったことからもそれは伺えることだろう。
そして、「ゆうゆう」はそのような「先輩でも親友でも友達でも仲良しでも何でもない関係」でも良かったようだ。
それは、誰かと一緒にいることで自分自身のアイカツをよりよりものに出来ると感じていたし、彼女と行動を共にすることがいい刺激にもなっていたからである。
しかし、そんな気持ちは前述の「仲間を手に入れた幸福感」に満足してしまう結果をもたらしてしまう。

さて、二人は共に行動するようになってから少しして、ユニット「Reborn」として活動するようになる。

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上述の関係性はファンの中で仲が悪いなどとは思われず「とある人がツンデレである」と解釈するものが多かったようであり概ね受け入れられていた。
だが、彼女はあくまで本気で「ゆうゆう」を「先輩でも親友でも友達でも仲良しでも何でもない」と思っているようであり、ツンデレというわけではない。
ユニットとして手堅く人気も得て、二人の絆が深くなりつつあったが、出会って8ヶ月あまりが経過した時期の頃、二人の関係性が大きく変化する事件が起こる。


・決別~TVアニメ版第3期147話まで

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きっかけはアイカツカードを巡った些細な口喧嘩だった。
一度起きてしまったこの一件から二人は気まづくなり、初めて行動を共にしなくなってしまった。
一緒に行っていた朝のレッスンも彼女がいつもの時間に起きなくなってしまったり、毎日美味しいと食べてくれたお弁当も食べてくれなくなってしまった。
「ゆうゆう」は謝るタイミングを見計らっていたようだがそれも見つけられず、一度生まれた溝の修復には至らなかった。
同時期に、アイカツ界に大きなニュースが入る。
それは、「神崎美月」が所属する事務所のムーンライトオフィスに、新しいアイドルを迎えるためのオーディションを行う、ということであった。

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「神崎美月」が憧れであり、共にステージに立つことを誰よりも願っていた彼女は、このオーディションに参加し激闘の最中合格。

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ムーンライトオフィスのアイドルとなるため、彼女はスターライト学園に去ることとなってしまったのである。
なお、このスターライト学園を去る時も「ゆうゆう」と会話を展開するが、結局はそこでも関係の修復には至らなかった。
最後に彼女は「ゆうゆう」に対し、


「あなたは優しいね…だけど、あなたのそのどこまでも純粋すぎる優しさが大嫌いだ。」


とだけ告げられ、「ゆうゆう」は深い悲しみを背負い見送ることとなってしまった…。

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・真相~TVアニメ版第4期終了まで

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大スターライト学園祭で大きな盛り上がりを見せるスターライト学園。
だが、同時期に「ゆうゆう」は独りとなり、悲しみに暮れていた。

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独りになってしまったことで、「ゆうゆう」は彼女の存在が何にも代え難い「大切な存在」であったことに気づく。
何とかその気持ちを伝えたい。もう一度話がしたい。
だが、スターライトに彼女がいない今それを伝える手段はどこにもない。

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続くルミナスジャパンツアーが敢行されていた頃。
彼女は「神崎美月」プロデュースの元、着々とトップアイドルに上り詰めていった。
「ゆうゆう」は、自分と彼女の差は開くばかりで、もう会うことはかなわないと諦めてしまった。

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しかし、大空あかり達がスターライトクイーンカップで激闘を繰り広げ、大盛り上がりを見せていた頃。
ちょうど彼女がスターライトをやめて半年ほど過ぎた時期を境に、快進撃を進めていた彼女のアイカツに関する情報が一切伝わってこなくなった。新聞の一面を飾っていた彼女の姿や、ライブも放送されない。突然ぱったりと彼女の情報が消えてしまったのである。
また、ムーンライトオフィスの公式サイトを確認すると、彼女の名前は知らぬ間に削除されていたことも知る。
そのことにを嫌な予感がした「ゆうゆう」は、スターライトクイーンカップ終了後の一週間後、彼女に何とか会えないかと「織姫」に直談判。
その時、「ゆうゆう」は「織姫」から嘘のような現実を知らされることとなる。



「とある人物」は入学したそのずっと前から不治の病を患っており、余命はあと数年しかなかったという事実を。


・彼女の想い上記の出来事の期間中


「ゆうゆう」は生涯知る由もなかったのだが、彼女が「先輩でも親友でも友達でも仲良しでも何でもない」と必要以上に豪語し続けていたことには理由があった。


一つは、アイドルとして精一杯人生を全うしたいがために「生きたいという感情を殺す」ため。
「ゆうゆう」を友達と認めてしまうこと。
それは、彼女が特別な存在となることを意味し、これから先も生きていて、一緒にアイカツを高め合っていきたいという気持ちに繋がってしまう。
彼女は、死ぬのであれば潔くと決めていた。
ただし、命を燃やし尽くしアイドルとして自分の持てる力を全てを発揮した上での「潔く死ぬ」という気持ちがあり、そのために「死にたくない」という感情を押し殺すため上記のような言葉を言い続けていた。


もう一つは、「ゆうゆう」が「キュアハニー」であることを知っていたからである。

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実は「ゆうゆう」がキュアハニーとしての最初の戦闘※序章で描かれたブラックファングの使役するサイアークとの戦い)において、一人の少女を助けていた。

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その時の少女こそ彼女その人なのである。
「ゆうゆう」が「キュアハニー」であるとわかったのは、初めて顔を合わせた年末の夜に「ゆうゆう」がくれたハニーキャンディからだ。

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「ゆうゆう」は「キュアハニー」であったその時にも、助けた人たちへの出会いの証と心を落ち着かせるためにハニーキャンディを配っていた。それは、最初の戦闘においても例外ではなかった。
そしてあの時食べた味を忘れるはずもなかった彼女は、スターライトの庭園で「ゆうゆう」と初めて会ったその時、「ゆうゆう」がキュアハニーであると気づいていたのである。食べてすぐに涙を流したのは、探していたキュアハニーを見つけたことによる感動によるものが大きかった。
彼女はアイドルになった過程で、「キュアハニー」にお礼を言って一緒のステージに立ちたいという目標を実はもっていた。彼女にとって「キュアハニー」とはそれほど大きな存在だったのだ。

だが、「キュアハニー」が「ゆうゆう」である事実は同時に複雑な感情を引き起こしていた。

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それは、「キュアハニー」が「世界のキュアハニー」と呼ばれ、プリキュアウィークリーで報じられていた戦士としての高い実力、歌を始めとしたアイドルさながらの高いパフォーマンスの力を彼女は知っていたからだ。
しかし、実際に行動を共にする「ゆうゆう」は「キュアハニー」であるのは間違いないはずなのに、「キュアハニー」とは似ても似つかない実力の低さに驚きを隠せなかった。

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次第にその気持ちは、アイカツを舐めている態度なのだと勘違いするようになる。

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何故「キュアハニー」としての力が発揮できないのか、プリキュアであることの事情を一切知らないために彼女にはそれが理解できなかったのだ。


何より、「ゆうゆう」自身のアイカツを続けていく上での目標が明確に見えていなかったことも許せない要因の1つであった。
一度「自分の思い描くアイカツの未来はあるのか」というという問いかけをしたが、「ゆうゆう」は「分からない」と答えた。 
「ゆうゆう」は自分自身と共ににいることに満足して、自分自身の「アイカツの未来」を考えていない。
自分には限られた時間しかないのに、自分よりも未来を歩めるはずなのにその未来について何も考えていない。
結果としてその嫉妬心が、レッスン中の厳しい言葉や素直に友達だとは思えない気持ちを作り出していたのである。
なお、前述の二人が気まづくなったきっかけのアイカツカードを巡った些細な口喧嘩は、心の中で溜め込んでいた「ゆうゆう」のアイカツの未来が見えていない姿勢と、キュアハニーとは比べ物にならない低い実力といった要因がフラストレーションとなって怒りの気持ちが爆発してしまった結果であり、この一件がなくともいつかは彼女は「ゆうゆう」の元を去ろうとしていた。ムーンライトオフィスに引き抜かれた件は偶然の産物であり、代え難い喜びを得たと同時に「ゆうゆう」とうまく離れる口実にもなったと考えていた。

だが、二人が決別し、ムーンライトオフィスでのアイカツを突き進んでいた時のことだ。
最初は「ゆうゆう」に嫌いという感情があったからこそ、潔く離れられたと思っていたが違っていた。
考えれば考えるほど、本当に嫌いだったのかという疑問が尽きなかったのだ。

何故部屋の同居を許したのか?

「ゆうゆう」の作るお弁当も食べていたのか?

ユニットを組もうなんて思ったのか? 

そもそも何故そんな嫌いな人間と常に行動を共にしようとしたのか?

自分の行動を顧みた結果、彼女は一つの結論に行き着いた。
 
彼女は最初から「ゆうゆう」を嫌ってなどいなかった。
彼女にとって「ゆうゆう」との歩みがあったからこそ、ここまで頑張れ今の自分がここにいたことに気づく。
それは、友達だったからだと気づいた。
そう気づいてしまってからは、決別するその時に酷い言葉を投げかけて「ゆうゆう」を傷つけたことにも罪悪感を持つ。
 
ただ一言、謝りたい。
そして、今まで共に歩んできた事実に決して嘘はなかった。

本当は友達だって言いたかった。

そんな本音をぶつけてもう一度話したい。

また一緒にユニットとしてステージに立ちたい。


キュアハニーの時、どんな気持ちで戦い続けていたのか、「ゆうゆう」との関係性の真相はどういうものなのか…そんな話もしたい。

二人が決別して半年過ぎた頃、そんなことを彼女はふと思ったが現実にはならなかった。
無理で無茶な活動が体に深刻なダメージを蓄積し、不治の病の進行をかなり早めていた。

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遂には、体が動かなくなるほどの重症となってしまい、医者には「もうその体でアイカツをすることは不可能」だとハッキリ告げられてしまう。

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彼女は、これは自分の罪なのだと自覚した。

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友達だと思っていた人間を傷つけた上で進んだ歩みの代償。
彼女のアイカツは、命が尽きるその時まで続けるはずが、まだその火がほんの少し残っているその期間に終わってしまった……。

だが死の直前まで彼女は、一つの願いを持ち続けていた。

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「分からない」と答えた、「ゆうゆう」自身の「アイカツの未来」を確かに見つけ、その先に進んでいくことであった……。

なお、これは余談であるが、「美月」は彼女の病気のことは実際に倒れるまで知らなかった。
そしてムーンライトオフィスの事務所から彼女の名前が消えたのは、彼女本人の意思によるものである。
病気のことは死ぬまで伏せ、静かに息を引き取りたいという彼女の意思を「美月」が汲み取った結果そのものだったのである。

・永遠の別離~TVアニメ版4期第178話

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スターライトクイーンカップが終了し、大空あかりがスターライトクイーンに就任して、1週間過ぎた日のことだ。
彼女の現在の居場所をどうしても知りたいと懇願する「ゆうゆう」に「織姫」は、彼女の通院する病院の住所を教える。
今彼女は入院してるはずだから、会って直接話に行くべきだと言ってくれた。
そうと決めた「ゆうゆう」は急いで病院に向かう。
スターライト学園からは遠い場所ではあるが、一秒でも早く彼女の元へ向かいたかった。


そして目的の病院に着いた「ゆうゆう」の目の前にいたのは。

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時が止まったように体の動かなくなった彼女と、それを看取る彼女の家族と「神崎美月」の姿であった。

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お互い言いたかったこと、伝えたかったことの何一つも通じることなく。
彼女はこの世を去った。 

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「ゆうゆう」は、そんな受け入れられない現実に、かつてのデビットを失った過去を思い出す。
大切な存在を失うことをもう一度味わった「ゆうゆう」は、自分のアイカツの未来すらも閉ざしてしまう程に心が壊れてしまう…。

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~EPISODE II END~

NEXT EPISODE III 

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(2016年4月27日2時3分追記)
コメント返信
(追記終わり)


(2016年5月11日3時9分追記)
コメント返信
(追記終わり)