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俺の中で「烈火魂」がつまらなくてすっかりバトスピ熱が冷め…ることはなく。
この「ダン」を見ることで熱は保ち続けております!
いやぁ、先に結論から書くと面白いね!
懐古とか思われるかもしれないが俺はこっちのほうが断然好きです。
では感想をば。

第9話「紫の闇!魔界七将ベルゼビート」 


OPに登場していたメインキャラが遂に集結となりました!


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旅の途中、緑デッキの使い手のみを相手にするという奇妙なバトラーがいるという導入から始まります今回。


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今回出てきました新キャラは、そんな奇妙なバトラーことヴィオレ魔ゐ!
髪の色から察しはつくだろうが、紫デッキの使い手です。


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前作「バシン」のヒロインらしいことスイレンも髪の色も使用デッキも紫でしたね!
俺の中で、バトスピアニメにおけるメインキャラの紫使い=ヒロインもしくは女の子の法則がここで生まれた(*`・ω・)ゞ
ブレイヴ以降はどうなることやら?
ちなみに、烈火魂もかんべえが一応紫使いなんで法則には当てはまってるんだよなぁ~(*´∀`*)

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クラッキー曰くかわいいなりして日本の政治経済についての意見をズバッと言ったりするほどの人気アイドルみたいだ。今のご時世ならTwitter公式アカウントとかもあったような気がしてならない。
中学生なのとスリーサイズは秘密なことはキャプで分かったけど、スイレンと違ってインテリ系というのは意外な一面だね。
てっきりダン一行のブレーンは硯になるのかなぁと予想していたんだが、ヴィオレがそこにつきそうな気がするね。
ヴィオレ魔ゐってこれおもっくそハンドルネームだよね。本名出てくることはあるのかしら


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そんなヴィオレ、奇妙なことをしていたのには理由があったようだ。
というのも、グラン・ロロに来る前に敗北してしまったとあるバトラーを探すために緑デッキ使い限定に野良試合を挑んでいた。
………ん、ちょっとまって(メ・ん・)?
なんでヴィオレはその男がグラン・ロロに来ていることを知っていたんだろう?
負けたのはダンが1話で出場していた大会の時のことなのはわかるから、大会に出場していた選手だった。
そう仮定すると、グラン・ロロにいる人間ってあの大会に出ていた選手皆が勇貴によって導かれた人間なのかな?
いや、グラン・ロロに住んでいる人間もいるかもしれないが(第5話に登場したリボルバーとかはまさにそうっぽい)、輝石の使い手以外にもグラン・ロロに来ている人間がいることはこれで明らかだよね。
輝石の使い手もそうだけど、グラン・ロロに現実世界の人間を呼び出して一体何をしようって言うんです異界王さん???
……今考えても分からんことはしょうがない。とりあえず、現実世界の人間は輝石の使い手以外にもいる。この情報が得られただけでも有力だっただろう。
話を戻そう。


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連勝を重ねるヴィオレの前に突如現れる怪しげな男………!



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どうやらターゲットだった模様!!!!ゲートオープン、界放ッ!


う~む、マジで輝石の使い手以外の現実世界の人間がグラン・ロロにいるとは………(◎до;)
ヴィオレが何故それを知っていたのかや、こいつは何のために呼ばれたのかなど突っ込みたいところは山々だがバトル開始!


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ヴィオレのターゲットだった男、蓋を開けて見たらマジモンの危ない奴でドン引き不可避もいいところ。
曰くヴィオレのブログのファンで、

バトスピを始めたことで自分もバトスピを始める

ヴィオレに勝つことで自分に再勝負を仕掛けてくる(つまり前述のヴィオレの動きはこいつの思惑通り)
何度も勝ち続けることで俺にかまってくれるウヒョエエエエエエエエ(☆∀☆)


…………という、ストーカー同然の変態だったのである。
人気ブログで顔出しもしていればこういうキモい奴が出てくるのはまぁおかしな話ではないけど、グラン・ロロにまでこのストーカー根性を見せるあたりがより気持ち悪さがにじみ出ているぜ( ̄◇ ̄;)
異界王さんはこんな奴呼び出して何がしたかったんです?w


バトルの内容は、序盤は前々回戦った盗賊のキースピリット「冥闘士バラム」などの下級で攻めるヴィオレ、緑の低コストで挑むストーカー。

ストーカーのキースピリットは「重装蟲キャタバルガ」
印象の強さから「キャタバルガ使い」って異名を持つほどのようだが、「コスト1以下スピリット全疲労」の効果でヴィオレを一時は追い詰めます。
………ふぅむ、「コスト1以下スピリット全疲労」か。これ、自分にも適用されるってことだよね?
使いどころによってはマイナスになりうるし何より1以下のスピリットが多めに展開されるのってウィニー以外でイメージがあまりないから強そうには見えんなぁ。


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それでもヴィオレはこいつに一度は敗北したのは事実なわけなんだが。

あとね、ストーカーはちゃんとバラムの持つ呪撃対策にブロックしないというのは戦略的ではあったね。
呪撃はデュエマでいうスレイヤー(ほんと知ってるのごく初期だけど一応知ってるキーワード能力)みたいな感じで、勝敗関係なしに相手を道連れにすることが出来るからスピリットを減らされたくない序盤ならライフで受ける安定という選択肢を狭めさせているのは強み。
特に、中盤の高コストスピリットを出すための軽減要因なんかに下級スピリットってのは残したくなるからね~。


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さて、ヴィオレも負けてはいられません。反撃に出ます。
本作では初となるネクサスの解禁となりました。こちらは「冥府の深淵」ですね。
紫といえばネクサス!
今は青のほうがイメージ強いけど、個人的に初期の頃のネクサスは紫のほうがイメージ強かったりする。
やっぱスイレンのロックコンボの印象が強すぎるのかしらw
そして………!


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ヴィオレの切り札・キースピリットの「魔界七将ベルゼビート」が後半にて降臨ッ!
スイレンは同じ七将が一人「デスペラード」を使っていたよね。残りの5体もカード化されてるのかな( 'ω')?
個人的にクセの強い能力を持つイメージのある魔界七将シリーズだが、ベルゼビートはトラッシュにいる呪撃スピリットの蘇生という紫らしいトラッシュ利用による効果を発揮!
「冥府の深淵」とのコンボによるコアシュートを繰り返し、一気に畳み掛けました!!!!


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ストーカーという犯罪者らしく断末魔はえげつない((((;゚Д゚))))
このベルゼビートに食われる演出はちょっとホラーチックで怖かったよw
犯罪はダメ、絶対!!!!


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ついでに警察にも連れて行こう(提案
グラン・ロロにはないだろうけどw

紫らしいえげつない戦い一気に蹂躙したのはヒロインっぽくないw
ここもスイレンをしっかり継承してたなぁヴィオレ。
このストーカー、また再登場しそうな気がするがそんなことよりもグラン・ロロに現実世界の人間が来ることが出来る条件?資格的なものがとにかく気になってしょうがない話でもあった。


ちなみにこの回、コアを0個にしてスピリットをトラッシュに置く行為が何度か見られるんだけど、その時ヴィオレが「スピリットのコアを0個にして破壊!」って発言していた部分は要チェックですね。
昔のバトスピだと、コアが0個になることによってそのスピリットがトラッシュに行くことは「Lv0破壊」って表現だったらしいね。それを象徴するセリフだったと思う。
現在、この行為は「破壊」ではなく「消滅」という表現に改定されています。
まぁ、スピリットのコア0個にするだけで破壊になるのならば、破壊時効果の条件があまりにもゆるすぎるし何より紛らわしいよねこれ。いつごろから消滅って表現になるのかも楽しみの1つだ。


というわけでヒロイン・ヴィオレのデビューでございましたとさ!
なんだかんだでダン達と旅を同行することになり、ダン一行も賑やかなパーティに。というかRPGの如く新たな移動手段まで手に入れて話が進んでいるのがよく伝わって来るなぁ~(*´∀`*)
このまま硯と合流してのホライゾンラダー潜入編突入になるのかな~?



第10話「鎧神機ヴァルハランスの審判 最強の槍、神機グングニル」 


その存在自体が謎の権化とも言える百瀬兄弟のお話でございました。


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幼き日に何かあったようですが、「バラ」が二人にとって重要なファクターのようだ。
もしかして彼らが幼き日の時点で既に異界王の現実世界への介入みたいなものは進められていたのだろうか?
この二人は存在そのものが謎極まりないですね~


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今回は異界王サイドでのみのお話となりますが、そんな異界王の手下の一人ベルガーが初登場。


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中の人が下野紘だったわけですが、彼は「最強銀河究極ゼロ バトルスピリッツ」でミロクとしても出演していましたよね。
バトスピアニメは別の作品で続投ってパターンが結構多い気がしますなぁ。ミロクはラスボスでしたがこのベルガーは小物同然だったのがまた面白いのですがw


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バラのトゲで指を切ってしまった華実を介抱する勇貴。
お互いがお互いを想う気持ちは兄妹のそれを超えている気がするなぁ。
なんでまたここまで異常に愛を注ぎ込んでいるのだろう?冒頭の過去描写が要因なのは明らかですが・・・。
ここまで守っているのを見ると、華実がバトラーとして戦うことも嫌がりそうだよね。OP見ると華実は緑のバトラーなのは明らかなのに。
もしかしてそこが勇貴攻略の鍵・・・なのかな?なんて勝手に予測しておこう。


ベルガーの華実への愛の告白を邪魔したとして彼はブチギレ半ば強引に勇貴にバトルを強要します。
バトルはお互い白デッキ使いということもあり、似たような戦法同士の戦いではありましたが、意外にも最大BPを比べるバトル多めな戦いでした。


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先にベルガーのキースピリットである「巨神機トール」が召喚されてからは状況が一変。
こいつは前作のJの初期のキースピリットでもありましたね。
攻撃方法が波動拳w


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反撃のターンで勇貴はキースピリットの「鉄騎王イグドラシル」を召喚。
召喚時効果でベルガーの下級をバウンスだ!
キースピリット同士の対決ということで今までの話で見比べてもBPが高めなのも盛り上がるね。
だがベルガーも負けません!


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「神機ミョルニール」を召喚しアタックステップで「巨神機トール」のアタック時効果でBP底上げをするのですが、その時のBP底上げの演出に注目。
ミョルニールがハンマーに変形しそれをトールが装備したではありませんか!
これはうまい演出だなぁ~。
それに、この演出は次作で初登場となるブレイヴの先駆け的演出とも言えますよね。
BP底上げ=強化されたというのも伝わって来るし、この演出がブレイヴ発想のきっかけになったのかも?と見ていたときはとにかく驚きました。


トールの怒涛のアタックで勇貴のライフは残り1。
絶体絶命のピンチ…………と思いきや!!!!


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こいつはタイトルにも出ている「鎧神機ヴァルハランス」及び「神機グングニル」というスピリットです。
どうやらベルガーの家系に代々伝わる守り神のような存在で、その祠に銅像と共にカードが封印されています。
ベルガー曰く「ヴァルハランスは自身が認めた人間の元に行く」ということで代々ヘルガーの家系がそのヴァルハランスに認められた人間だったとのことですが………


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なんと、この二体はベルガーの元ではなく勇貴のデッキの元に宿り、召喚されました。
この時、祠の銅像が光ってそのまま勇貴のデッキに宿ったっていう演出なんだけど、明らかな反則だよな。バトル中にデッキの内容変更したってことなんだから。
一応勇貴が細工したとかではなくヴァルハランスとグングニル自身が勝手に宿ったってことだから、グラン・ロロだからこそ許されるルールということで俺は納得することにします。


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またしてもブレイヴ的演出で合体!


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約束された勝利のポーズ、サンライズパースじゃないか!!!!


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いてつくはどうでトールを真正面から破壊ッ!
残りのスピリットでアタックを決め、勇貴の堂々勝利でございました。


白同士の戦いということでいやらしい効果合戦となるかなぁと思いきや、まるで赤同士の戦いのようなBP底上げ合戦でした。俺はこう言うタイプの盛り上がる戦いが好きですね~。
ベルガーはバトスピの実力自体は弱者って程ではないんでしょうが、今回言いたいのはそういうことではなく。
ベルガーの弱さにスピリット(ヴァルハランス・グングニル)は決して答えてくれなかったということが重要でしょう。
ダンのスピリットへの労いクラッキーの異常なまでのソフィアへの愛からも見られることではありますが、本作ではスピリットとバトラーとの関係性というのは前作以上に重要度の増した作品となっています。
ヴァルハランスが勇貴を選んだ理由は明白。強い心の持ち主だったから。
ベルガー自身が言ってた言葉(ヴァルハランスは強い人間に答える)は、皮肉にも対戦相手の勇貴にこそ相応しかったということなのでしょうね。
小物なのはセリフ回しを見ても明らかでしたが、今後復活して勇貴を倒そうと必死になる復讐鬼とかになったら面白そう・・・かも?今後出てくるかは分かりませんけどw


ところで、前話ではグラン・ロロにも人間はいるのかって話はしたと思うのですが、ベルガーの存在がそれを証明しましたね。人間もどうやら存在しているようだ。
しかも家系がどうとかとか言ってるし、人間もある程度は繁栄している世界のようだ。
そういえば前作もラストの方では異世界界と現実世界には気軽に行けるようになっていたような終わり方をしていた(バシンとJが久々に再会していつものようにバトスピ初めて〆でした)ことから、1000年という間に人間も異世界界を行き来していて、それで繁栄した・・・なんてことも考えられそうだなぁ。
俺は異世界界=グラン・ロロ説は推し続けるよ!!!!偶然とは思えねぇしな!!!!


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二人の謎については少しだけ触れてはいましたが、やはりまだ何者なのかはよく分かりませんね( ̄◇ ̄;)
そしてイグドラシルがわずか1回のバトルで一線級を退いちゃったってのはちょっと可愛そう。これからまた出てくる・・・よな?
ただでさえ初登場で圧倒的強さを見せていたのにまたまた勇貴の実力を強化するとは、ダンは一体どう対抗するんだろうねぇ・・・?



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最後に新たなアイキャッチ集。ほんと種類あるな~。
ヴィオレのバトルフォームは本人の手で改造したらしい。
インテリ系で更に加工技術まであるとはほんとに中学生なのかこの子((°A°;))?
紫使いということで小悪魔をイメージしてるって意味では可愛げはあるが、クラッキー同様アーマーとしての実用性は疑うデザインだ


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続いて百瀬兄弟。
勇貴か華実がメインかの違いだね~。よく見ると、華実の着ている服が本編のそれと全く違うんだけどこれは一体・・・?
もしかしてバトルフォームなのか?もはやアーマーにもなっていないぞこれ((((;゚Д゚))))
勇貴はバトルフォームがない(というか常にバトルフォームなのか?)ことも考えて、この二人は輝石の使い手の中でもイレギュラーなのは明らかだねぇ~。



次回はいよいよホライゾンラダーにダン一行が侵入!!!!序盤の佳境を乗り越えるって所だろうな!楽しみだぜ(´∀`)