第36話「キンジ、栄光のスーパースター!」


 結論から言わせてもらうなら、何の盛り上がりの欠片もないパワーアップ回でした。
妖怪の力を受け入れて、その上で闘う。
そのキンジの覚悟自体は悪かったとまでは思わないんだ。スーパースターニンジャー全然かっこよくないけど
でも、おそらく今年のロボットの最終形態であろう「覇王ゲキアツダイオー」へのパワーアップがキンジの適当に思い付いた一言で覚醒、というのが納得いかない。
いや、ノリのごり押しなんてこの作品の今に始まったことじゃないのはわかってる。
分かってるけど、スーパースターニンジャーとのこの落差はなんやねん、っていう残念な流れだった。
ロボットの最終形態だぜ?一応作品の顔なんだぜ?
それがなんで適当な流れで出来るんだろう。

今に始まったことじゃねえけど、本作は10あるうちの1とか2だけよくて、3以降は雑って展開があまりにも多すぎる。
辛口なのは承知の上だが、1話……いや、トッキュウVSキョウリュウの頃から感じてた嫌な予感が終盤戦入りそうな今でも一切合切払拭されないのに悲しみすら感じている。
このままのノリで進むなら。言葉は悪いが、駄作の烙印を押しても仕方がないでしょう……。
後数10話残っているんだ。健闘を祈る。


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で、次回。
勇者ヨシヒコでもやんのか???