第48話「ゴーストの事件」 



本編の感想の前に、俺が前回書いたことを引用します。


次回はあくまで次作へのバトンタッチ儀式のような回なのだろう。
予告の映像から明らかにパラレルワールドなのは確定しているので、今回で「仮面ライダードライブ」という作品が終わったっていう解釈で全然良し。
まぁ尺不足って感じは本編では一切感じなかったし、つまりは尺余りでこういう措置になったと俺は解釈している。
この話に関しては本作への評価に含めるつもりは一切ないんで、好き勝手やってくれって感じですね。


ごめんなさい。これ、全文撤回させてください。
完全に次回予告の映像にしてやられた。あれは映像のチョイスが悪すぎたし、何より外伝って括りで宣伝していたから良いイメージもて!っていう方が困難だったというのが本音なんだ。


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いや、この回自体はウィザードそのものがアレだったのもあってそこまで嫌いじゃあないんだけどもさ。
どうせ数ヶ月後にMOVIE大戦やんだからTV本編までクロスオーバーもの出しゃばらせる必要なくね?みたいな気持ちは強かったんだよね。
で、次作の鎧武はそこらへんは上手かった。
肝心の映画のタイアップや映画そのものはお察しな作品ばっかりだったでプラマイ0と言ったところではあったが、こちらは前後のライダーとの関係性をシャットアウトしていたからね。
これを続けていくのかと思いきや、本作ではまたクロスオーバー要素が復活。そら不安にもなるわけですよ。



ところがどっこい、蓋を開けてみれば「仮面ライダードライブ」としての最終回と見て間違いない内容でございました。衝撃過ぎたわ!!!!!!!
前回は仮面ライダーとロイミュードの1年間の戦いの集大成と言うならば、今回は泊進ノ介の1年間の集大成。
第0話や1話の時に説明のあった過去の話を掘り下げて、泊君の中ではトラウマのようになっていた事件を解決していくというのが今回の大雑把な内容。
始まりの事件を、まさか終わりの事件として持ってくるとは。
つまりは、第1話のアンサー回でございました。


そして、タイトルにもなってるし公式でも強く推していた次作「仮面ライダーゴースト」とのコラボ要素は、ハッキリ言ってかなり薄かった。
極端な話、いなくても話は成立するんじゃないかってレベル。
コラボ回としてはそれはちょっとどうなんだと思いたくなる気持ちもあるが、どうせMOVIE大戦あるんだしこれくらいの絡め方で妥当。
ゴーストのコラボを強く推す必要はどこにもなかったし今回を最終回ってキッパリ言えるだけの自信をスタッフには持ってほしかったという意味では残念ではあったりする。
が、それを差し引いても素晴らしい大団円だったと俺は評価したい。


前回問題視していたパラレルワールド確定云々のシーンについては、今回よりもはるか前の時系列の過去のお話、ということでございました。だから普通にマッハもチェイサーもいたみたいだ。
少し考えればわかる問題かもしれないけど、あれは明らかに次回予告の映像のチョイスが悪かったとしか俺には思えないですわ。あれのせいで全く期待できんかったといっても過言ではなかったので。
そしてそれが、泊君は最終回後の時系列(今回の現在の描写)で一切ドライブとして変身するシーンが存在しないことを意味しておりました。




今回最大の見所は、ベルトさんをはじめ、仮面ライダーの力を失った泊君がこれからどう向き合っていくのかを犯罪者に訴えかけるシーン。あまりのかっこよさに10回以上再生してしまったよ(´;ω;`)
そのシーンのセリフがこちらでした。


※犯罪組織のリーダーに霧子が人質として利用されてしまい、それを助けに行く泊君。
この時、彼はゴーストの変身アイテム「眼魂」を手にしたことで、ドライブドライバーが装着されると言う奇跡が起こる。そしてドライブに変身して犯罪者を倒す、のかと思いきや………と言うのが前のシーン




一年前の俺とは違う。

俺は仮面ライダーになった。
ロイミュードたちと戦ってわかったんだ、ベルトさん……。

ロイミュードがいなくなっても世界は平和にはならない。
本当に悪いのは『人間の悪意』だった。
だからこいつみたいにひどい人間は絶対にいなくならない。
でも俺は絶望しない。
そう決めた。
俺は走る…!
走り続ける………!!!

皆の幸せを守るために……だから俺は……!!!!」

泊君の覚悟。それは、仮面ライダーではなく刑事として戦っていくことの選択(´;ω;`)
彼は、仮面ライダーの力を使わず、自分の力で超常的な力を持つ犯罪者に真正面から打ち勝つことをここで宣言しました………!!!!!!
そしてそれに続くは、ユルセン(※「仮面ライダーゴースト」のキャラクターで眼魂を求める幽霊?)が変身しようとしない泊君に「おい、変身しなくていいのか!?」と問いかけるのですが……


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………と、返します。
俺はこのシーンを目の当たりにして。
第2部(第25~36話)以降全く好きになれなかった泊君やっと好きだな、って言えるような気持ちになれたんですよ……。
まさか、最後の最後で仮面ライダーであることを否定して刑事であることを選択することになるとは………!!!!
「刑事で仮面ライダー」とはセリフにはありますが。
実際はドライブドライバーが奇跡で出てきたにも関わらず、それには一切頼らず自分の力で事件を解決しています。仮面ライダーとしての力なんて、一切使っていません。
つまりは、このセリフにおける仮面ライダーとは今まで戦ってきた経験・軌跡。
それを糧に、刑事として戦い続けていくことを選択したのです。
これにより、前回の封印がしっかり意味のある描写になっていました。どうせMOVIE大戦でとか今は野暮なことは言わないことにする
泊君の、1年間の軌跡が今回確かにありました。
俺は第2部に入ってからの泊君は、冷静沈着に事件を解決していく初期のスタイルが崩れ、上位フォームでロイミュードをゴリ押しの如く倒していくそんな彼が全然好きではありませんでした。
でも、そんな過程なんかがどうでもよくなるレベルで、彼は最初とは全く違う真の意味での成長を今回目の当たりにしました。
だから、俺は好きになれた。
最後の最後に、「仮面ライダー」としてではなく自分のアイデンティティである「刑事」として生きていくと決断した彼の姿に、いたく感銘を受けたんです。゚(゚´Д`゚)゚。

一連の事件を終えて、特状課での活動が全て終了した泊君。
これから彼は、かつての父と同じ道を歩み、刑事として戦い続けていくんですな………(´;ω;`)


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頑張れよ、泊君。
例えこれからは仮面ライダーじゃなくても。
ロイミュードという悲しみを生み出した、『人間の悪意』を少しでも打ち砕いていく「刑事」として……
君の活躍を、心より応援している。


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一年間、放送お疲れ様でしたm(           )m




P.S.:後日、1年間の感想まとめ記事も更新予定です(`・ω・)ゞ 


(2015年9月30日 2時43分追記)
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