第47話「友よ、君はだれに未来を託すのか」 


1年間に渡る、ロイミュードと人間の戦いが遂に終わりを迎えました。


CPTUyghUsAAqP8w
 


シグマサーキューラー怪人態を倒した後、泊君とハートの二人に待っていたものは。


仮面ライダー VS ロイミュード の最後の戦い





f8727148















…………ではありませんでした。  


3b23f2cc


今回のシグマサーキューラーとの戦いを始め、数多くの戦いを経たことでバイラルコアが限界を迎えていたハート。
おそらく、彼は自分の死期を前回の泊君がチェイスの死の連絡を霧子から聞いたときに気づいていたのでしょう(このシーンにおいて「この戦いが終わった後に仮面ライダーとロイミュードの決着を付けよう!」と言及していた+既にメディックの能力は使えなくなっているので)。


108体いたロイミュードが、地球上に確かに存在していたということへの証明。
ハートは、それこそが仮面ライダー=泊進ノ介に求めていたことであり、それはお互いが終始行っていた「戦い」によってのみ出来ると考えたのでしょう。
仮面ライダーはロイミュードが倒さねばならないという彼らの使命は、最初に聞いたときと今では全く意味合いが違っていましたね……。


しかし。
当ブログの感想でも散々書いたように。


ロイミュードと人間は出自が違う以外に違いなんてものはなかった。



全ては、蛮野を始めとする「人間の悪意」によって生み出された悲劇。
本作の真の敵はロイミュードではなく、それを生み出した我々人類だったという衝撃の結末。


つまりは、この1年間における仮面ライダーとロイミュードの争いは。
ただの悲しみの連鎖でしかなかったということが、このハートの死によって気づかされたのです。
歴代平成仮面ライダーにおいて、真の敵は敵組織ではなく人間だったというパターンは初ではないだろうか。
敵組織が悪ではなかった、というパターンは実に珍しいしそう思わせるだけの納得できるものもあったので、描き方が素晴らしすぎたなと絶賛したい。


その真実が分かってしまえば、後はただただ悲しみの感情しか俺には沸きませんでした。
ハートの最期の言葉を聞いている頃には目には涙が溢れ、声を上げて悲しむ自分がそこにいました(TдT)


俺は、この泊君とハートの最後の対峙をあえて「最終決戦・ラストバトル」とは表現しません。
これはラストバトルなんかでは決してなかった。
泊君には戦う意思なんて一切存在しなかったし何より。
ハートという最後のロイミュードの辞世の句を訴えていたに過ぎないのだから。

a34001c1

2e3d163b


ハートにとっての友達とは、自分を除く107体(正確にはチェイスもいるから108ですが)のロイミュードのことです。
種族の数が増えることがない以上本来ならば、彼にとって友達の数は絶対に増えるはずがないんですよね。
しかし、そんな事実が彼にとって宿敵であるはずの仮面ライダー=人間によって覆ったと言う最期。
彼が終始つぶやいてきた「友達」という言葉の大きさを、俺はやっと実感できた気がします。゚(゚´Д`゚)゚。

wpid-20150322094704

wpid-20150322094708


明らかに人間より力が強いはずなのに、待っていたのは滅びの運命であった。
まるで、555のオルフェノクのような最期でしたね…。


ロイミュードの使命を果たすことは出来なかったけど。
それ以上に大切なものを最期に手に入れたハートは、満足して逝けたのではないだろうか。
そしてそんな彼のことを、先に逝ったブレンやメディックはきっと満足して迎えたのではないだろうか(´;ω;`)


仮面ライダーとロイミュードの戦いは本当に。
本当に、悲しい哀しい………戦いでした。





後半はエピローグ。
ロイミュードの全滅という使命を終えたことで仮面ライダーのツール一式は全て封印(チェイスのシグナルバイク除く)。
まぁ、MOVIE大戦でまたおっとなんでもないです。


そして、チェイスの人間態の正体が最後に発覚。
ここはずっと気になってた要素だったしねぇ。拾ってくれて嬉しかった。


 20141230225646


彼についてハッキリとチェイスの人間態のモデルだったという説明があったわけではないけど、彼はプロトドライブだったってことだよね?
ハートに殺されたと思ったけど実は生きていたってことなのかな。ここらへんの詳細がイマイチ分からんかった。



エピローグに関しては深く語ることはないね。
前回同様前半の衝撃が強すぎて「ああ、終わったのか……」って気持ちにしかならなかった。
とりあえず人間側に犠牲者が出なかったのは良かったよ。人間がばら撒いた厄災だってのに残ったのは人間だけ、っていうのは何とも皮肉だよなってやるせなさはあるけどな。
そして「一年間お疲れ様でした!」って言おうにも、まだ1話残ってるときたもんだぜ!


次回はあくまで次作へのバトンタッチ儀式のような回なのだろう。
予告の映像から明らかにパラレルワールドなのは確定しているので、今回で「仮面ライダードライブ」という作品が終わったっていう解釈で全然良し。
まぁ尺不足って感じは本編では一切感じなかったし、つまりは尺余りでこういう措置になったと俺は解釈している。
この話に関しては本作への評価に含めるつもりは一切ないんで、好き勝手やってくれって感じですね。


本作全体の感想については次回感想書いた後にまた改めてまとめる予定。


最後に。



全てのロイミュードよ、安らかに、眠れ…………。




e02a258c
 


(2015年9月23日 17時46分追記)
コメント返信
(追記終わり) 

(2015年9月23日 20時7分追記)
コメント返信
(追記終わり)